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触れて感じよう!東京都渋谷公園通りギャラリー『今村遼佑×光島貴之感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト〈感覚の点P〉展』2月15日~5月11日開催

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東京都渋谷公園通りギャラリーでは、2月15日(土)~5月11日(日)に『今村遼佑×光島貴之感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト〈感覚の点P〉展』が開催されます。
本展は、美術作家・今村遼佑さんと全盲の美術作家・光島貴之さんの二人の対話から生まれた作品と、感覚をめぐるリサーチの記録を中心に構成されています。世代も制作スタイルも異なる二人が、2022年頃から模索してきた美術作家としての個々の感覚の違い、そしてそこから生まれた新たな表現を、ユニークな作品へと昇華しています。
鑑賞者がさわることのできる作品が多数展示される今回の展覧会。今村さんの作品「プリぺアド・トイピアノ」は、おもちゃのピアノに触れると、鍵盤の数と同じ32個の仕掛けが3つの展示室のどこかで動きます。また、光島さんの作品「さやかに色点字 ― 中原中也の詩集より」は、釘やカッティングシートなど、手ざわりの異なる多様な素材の組み合わせに触れることで、光島さんの感じた世界をたどることができます。
このように直感的に楽しむことのできる作品の展示のほか、今村さんと光島さんによるトークイベント、プリペアド・トイピアノ演奏会、お二人が共同制作した作品「触覚のテーブル」を用いたワークショップ、バリアフリースポーツ「スルーネットピンポン」体験会など、参加型のプログラムも多数用意されています。
一人ひとり異なる「感覚」を、数学の問題に用いられる「任意の点P」になぞらえ、それぞれの〈感覚の点P〉を通して、多様な世界の在り方を体感する……そんなユニークな試みの数々が楽しめる展覧会を、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
【詳細】
今村遼佑×光島貴之感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト〈感覚の点P〉展
会期:2025年2月15日(土)~5月11日(日)
開館時間:11:00~19:00
休館日:月曜日 (2月24日、5月5日は開館)、2月25日、5月7日
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー展示室1・2、交流スペース
入場料:無料
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