1歳半でようやく言えた「ママ」。その後言葉が増えず…支援を求めると、壁が次々と現れて!?
人との関わりが好きな次男。しかし、幼稚園入園には壁が!?
そして、私は同時に、満3歳児から通える幼稚園を検討し始めました。というのも、かーは人と接するのが好きで、同じ年頃の子から大人まで、あまり人見知りもせず、楽しそうな雰囲気を感じるとどこへでも入っていきます。動物にたとえるならば、次男かーは犬のような素直さと人懐っこさがありました(ちなみに長男は気まぐれで接してくる猫のようでした)。
また何度か同い年のいとこと遊ぶ機会があったのですが、その子の後ろをくっついて歩き、手をつないだり、一緒にいたずらしたりととても楽しそう。「この子には集団の中で過ごしてほしい」とより強く感じました。

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以前から長男りーの通っていた幼稚園へは、かーも通わせたいと考えていることは伝えていました。
その時は歓迎してくれていたので幼稚園へ連絡してみたのですが……りーの時のようにマンツーマンでつくことができないため、入園はできないという返事が。

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かーが話せないということは伝えていました。しかしかーの様子を見てもいないのにそう言われてしまったことに納得がいかず、本当に難しいかどうか、本人の様子を実際に見てから判断してほしいと食い下がり、かーを連れて幼稚園へ行くことになりました。
幼稚園に通っていた時の長男りーは、初めての集団生活ということに加え、周りを見て動くということがあまりない子どもだったので、何をするにも先生の手が必要でした。幼稚園の先生は、おそらくかーも長男と同じような状態の子どもだと思ったのでしょう。しかし、かーは、小集団ですが児童発達支援施設に通っていたことと、もともと人への興味もある子どもだったので、話を聞いて人と同じことをやろうとする姿が見られていました。
その後言葉が増えず…支援を求めると、壁が次々と現れて!?の画像">Upload By かし りりあ
幼稚園でそのことを伝え、また実際にかーが先生の話をよく聞いておもちゃを出したり片づけたりする様子を見ていただいたことで、これなら通っても大丈夫という判断を受け、無事に幼稚園に通うことができるようになりました。
こうして満3歳から幼稚園と児童発達支援施設に通えるようになった次男かー。兄とは違う姿が見えてきました。その様子はまた別の機会に書いていこうと思います。
執筆/かしりりあ
(監修:鈴木先生より)