通常学級在籍の小1発達グレー息子。放デイ、通級指導教室、担任面談…1年間で広がった「支援の輪」
小学校入学を機に、発達支援施設の利用を開始
しのくんは発達障害グレーゾーンの6歳の男の子です。現在小学1年生で、通常学級に籍をおいています。
小学校へ進学するにあたり、一番不安だったのが、放課後のしのくんの居場所でした。私は仕事をしているので、仕事の日に合わせて放課後等デイサービスを利用することにしました。
しのくんが利用している施設は、児童発達支援と放課後等デイサービスの両方を運営していたため、未就学期から児童発達支援の利用を開始したことで、放課後等デイサービスの枠を優先的に案内してもらうことができました。小学校入学という環境が激変する時に、慣れた環境でスムーズに利用を開始できたのは、しのくんにとってもよかったのではないかと思っています。
しのくんの通う小学校は集団登校をする決まりになっています。小学校に通い始めてもうすぐ1年になりますが、朝はまだ登校に不安のあるしのくんと一緒に手をつないで学校へ行っています。
下校時は自力で帰ってきていますが、心配ないとは言い切れないのが正直なところです……。しかし、放課後等デイサービスに行く日は、家まで送ってもらえるので非常に助かっています(送迎があるかは放課後等デイサービスによって異なります)。

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また、しのくんは発語が遅かったので、2歳から「ことばの教室」がある病院に通い、月に1回のペースで言語聴覚士の指導を受けていました。この「ことばの教室」は小学校入学のタイミングで卒業となり、相談先が減ってしまい心細く思っていましたが、放課後等デイサービスでは宿題もみてくれて、療育的な支援もしていただいているのでとても心強いです!利用した日には、その日の様子について写真と共に詳細を教えてもらえます。

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しのくんの通っている放課後等デイサービスは、夏休みや冬休みなどの長期休暇中も利用することが可能です。長期休暇の時は普段より預かり時間が長く、朝から夕方までみてくださるので、とても助かっています。
活動の一環で工場見学や室内遊園地に連れて行ってくれたり、夏は流しそうめんなどのイベントもあったりと、放課後等デイサービスの先生方には感謝しかありません(預かり時間や支援内容は放課後等デイサービスによって異なります)。
2学期から通級指導教室を利用。どんなことをしている?
しのくんは小学校の通常学級に在籍していますが、一斉指示が入っていきにくい傾向があるため、2学期から通級指導教室を利用することになりました。