スマホデビューは家の手伝いが条件!中2自閉症娘に伝えたかった働くことの大切さ
ASD(自閉スペクトラム症)娘のお小遣い事情
広汎性発達障害(ASD/自閉スペクトラム症)の娘は、中学2年生。娘は小学4年生から、お手伝いをしてスタンプをため、お小遣いを稼いでいました。
その後、小学5年生の頃から頂いたお年玉の一部やお小遣いを定期的に娘に渡すことにし、
スタンプをためるお小遣いシステムは止めましたが、お手伝い自体はそのまま続けてもらいました。そして、中学生になり、スマートフォンを持ったのですが……
中学生になりスマートフォンを購入。使用ルールを設ける代わりに……
スマートフォン購入時、私たちは使用ルールを特に設けませんでした。その代わりに、スマートフォン利用の仕組みについて話しました。

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スマートフォンは購入したあとも、毎月使用料がかかり、お金が発生していること。娘はアルバイトをしていないため、自分で払うことはできないので、私たちがお金を払うことを話しました。
そして、

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お手伝いをしっかりすることがスマートフォンを持つ条件だと話しました。
それからお手伝いは続けていたのですが、だんだんと……

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お手伝いを嫌がったり…さぼるようになりました。
時にはそんな気分にもなるだろうと、1、2回は様子を見ていたのですが、「さぼれる!」と思った娘は、そこからずるずるお手伝いから逃げるようになりました。
これでは最初の約束が守られていないと思った私は、娘に話をしました。

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娘は条件を忘れていたわけではありませんでしたが、めんどくさいという気持ちがどうしても勝ってしまうようでした。
それでもスマートフォンを手放したくない娘。しかし、約束は約束。そこで私はこんなふうに話しました。

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私は娘のことを話した時、よく「そんなことわざわざ教えなくても勝手に学ぶよ」と言われることがあります。
しかし、「勝手に学ぶ」というのは、娘には通用しません。何も言われていない状況から何かを読み取ったり、自分で考えて行動することは苦手なのです。言わなくてもいいことも、言葉にして伝えることが必要なのです。
私は常日頃から、「家があって、好きなものが食べられるのは、パパとママが一生懸命働いているから」