子育て情報『自閉症診断後、退園宣告され涙…新しい幼稚園ライフを楽しんでほしい!母の「友だち100人計画」とは!?』

自閉症診断後、退園宣告され涙…新しい幼稚園ライフを楽しんでほしい!母の「友だち100人計画」とは!?


ASD(自閉スペクトラム症)と診断され、通っていたプレ幼稚園を退園

スバルは1歳半健診時に言葉の遅れを指摘され、それ以来何度か受けた検査で「言葉が遅いだけ。様子を見ましょう」と言われました。私自身もスバルとの生活の中で言葉が遅い以外に困りごとを感じていませんでした。しかし言葉を促すために2歳半から通い始めたプレ幼稚園では、ほかの子が普通にできることがスバルにはできないという現実を目の当たりにしました。

人が大好きで、人の輪の中にはいるのに、集団の中にいるスバルはとても浮いている存在に見えました。そんな矢先3歳の誕生日の数日前に突然言葉があふれたのです。言葉があふれたことによりこのまま全てが好転するのではないかと思いました。しかしプレ幼稚園からは「発達検査を受けて診断書を提出してください」と言われたのです。
そしてその後受けた発達検査でASD(自閉スペクトラム症)と診断され、診断書を提出すると同時に退園を言い渡されました。

涙を垂れ流しながら気力だけで帰宅すると、スバルが私の顔を見つめながら言いました。「スバル、幼稚園、行かない」と。
それからスバルはプレ幼稚園のある曜日になってもプレ幼稚園の話をしなくなりました。スバルは曜日を理解していてプレ幼稚園のある日は朝から張り切って自分で支度するほど、とても楽しみにしていたのに。

スバルが少ない語彙を使って「ぼくはあの幼稚園にこだわらないから気にしなくて良い」と伝えてくれたのだと思いました。スバルの前で大泣きして気を遣わせてしまって申し訳ないやら退園になって悔しいやら複雑な思いを抱えながら、それでも前向きにスバルにピッタリの幼稚園を探そうと決意したのでした。

しかし何の疑いもなく、来年度からは年少さんとしてこの幼稚園に入園するものだと思っていた私は突然の白紙状態に大パニックです。
時は各幼稚園の入学願書受付開始である11月目前。とにかく時間がありません。息も絶え絶え全力疾走で見学や面談に通い、どうにか新しい幼稚園を見つけたのでした。


並々ならぬ思いで迎えた入園式

そして迎えた入園式。もしも人の目にオーラが見えるとしたら、きっと私だけ禍々しい色をしていたことでしょう。
私の心にあったのは「新生活への期待や不安」だけではなく「絶対にスバルにはプレ幼稚園にいた時より楽しい楽しい幼稚園ライフを送ってもらう。そのためには私が何だってしてやる。
次ページ : どんなことでもだ!」という強い気持ちでした。 U… >>

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