2020年5月2日 08:30
<おうちでワークショップ> matsuo ikukoさんに教わる「花の色しりとり」
お家で注目のアーティスト作品を子どもと一緒につくってみよう! 今回の先生は、アートワークショップを主宰しているmatsuo ikukoさん。花と花を色でつなげる「花の色しりとり」を教えてもらいました。普段、何気なく見ている花をじっくり観察して、心の向くままに色をつなげたら、きっと素敵な発見が待っているはず。
<おうちでワークショップ>
matsuo ikukoさんの
「花の色しりとり」
水彩絵の具を使って、花から花へ。次はどの花に行こうかな? まるで蝶々になった気分で描いていきましょう。上手や下手のない世界です。花びらの裏表、茎の先や根元など、よく見ると違う色をしています。似ているけれど違う色を発見することが大切です。
一色一色新たに色を混ぜてつくり出してください。
[材料/用意するもの]
・花(色や形の違うものがオススメ)
・筆
・赤・白・青・黄色の水彩絵の具 4色
・封筒(もしくはティッシュ、コピー紙など)
・仕切りのあるバケツ(家にあるジャムの空き瓶やコップでもOK)
・小さな部屋と大きな部屋があるパレット
・画用紙
・汚れてもよい服装
(草花について)
今はお店も閉まっていることがあると思います。
散歩道やお庭にある季節の草花を使って描いてみてください。
(画用紙の準備について)
親子並んでそれぞれ一枚ずつ別の紙に描くのがオススメです。小さな子どもたちは、課題通りに進まなくても大丈夫。ママ、パパと楽しい時間を過ごすことが、何よりの宝物になるでしょう。
[つくり方]
1.ちらし寿司のように、画用紙の上に花を散らします。花のままでもいいですし、花びら・がく・めしべおしべ・茎などに分けても構いません。ここにおいたら美しいな、と感じるところにおいてください。
2.パレットに花の色をたくさんつくります。パレットの小さな部屋に4色の絵の具を出し、大きな部屋で混ぜます。この時、小さな部屋には他の色が混ざらないように筆を洗います。
3.色を取らずに水だけで花と花を結びます。
4.水の線上、一つ一つ花の近いところにその花の色を置きます。どんどん続けて行きます。花の色をしりとりしていくのです。
5.全部の花をつなぐ必要はありません。心地よく続けられる分で大丈夫。頭で考えず、色の世界にズッポリ入って楽しむのがコツです。
6.画用紙の上の草花は飛ばされたり枯れたりと、変化していきます。