子育て情報『動物とのふれあいが子どもの心の成長に!ペット飼育のメリット』

2017年1月5日 11:11

動物とのふれあいが子どもの心の成長に!ペット飼育のメリット

最近はペット飼育可のマンションも増え、犬や猫などを飼う家庭が増えてきていますね。動物とのふれあいは子どもにとって癒しの時間。とはいえ、同時に責任を伴うものでもあります。ペットによる良い影響&飼育時の注意点について、人間と動物との関わりにおける心理学の専門家・中島由佳准教授にお話を聞きました。

ペットへの愛着が育てる「思いやりの心」

目次

・ペットへの愛着が育てる「思いやりの心」
・話せないペットの気持ちを察することで優しさが育つ
・初めて飼うのにおすすめの動物&飼うときの注意点
・ペットロス…必ず来る別れを、思い出に昇華させる
動物とのふれあいが子どもの心の成長に!ペット飼育のメリット

ペットを飼うことで子どもにどんな力が身に付くのでしょうか?

心理学研究の調査では、ペットとの間にちゃんと絆ができている子どもは、そうでない子どもよりも、人への思いやりや温かさを持っているという結果が出ています。ペットとの絆って、そのペットと一緒に遊んだり、散歩やエサを与えたりとお世話をする中で育っていくんです」と中島先生。

ただ家庭でペットを飼っているというだけでは、効果がないのですね。

「世話をしながら一緒に過ごすことで、ペットに対して『愛着』が生まれます。その愛着の気持ちが、自分よりも弱いもの、小さいものを守ろうとする『養護性』を育んで、人に対しての思いやりや温かさという行動につながっていくのです。」

養護性は、2歳くらいの幼児にも芽生えるものだとか。

「例えば、お母さんがどこかに足をぶつけて痛がっていたとします。その時に、大丈夫?とさすったり、慰めようとする行動は、養護性からくるもの。そのような人を思いやる気持ちが、ペットの世話をすることで自然と生まれてくるのです。」

話せないペットの気持ちを察することで優しさが育つ

動物とのふれあいが子どもの心の成長に!ペット飼育のメリット

ペットは気持ちを言葉にして伝えることができません。だからこそ、磨かれる力があると中島先生は言います。

「ペットの世話をするときは、いつもよりエサを少ししか食べないな、なんだか今日は元気がないな…など、ペットの変化に気付き、どうしたんだろう?と考えることが必要です。そして、そうやってペットの気持ちを察することは、『あの子は何も言わないけれど、こんな思いをしているかもしれない』と、人の心を推し量る優しさにつながっていきます。」

また、動物の目を介した『第三者視点』や『客観性』も身に付くと言います。

「例えば、きょうだいでケンカが始まった時、親が『やめなさい』と言っても聞かないけれど、『●●ちゃん(ペットの名前)がびっくりして心配しているよ』などと言えば、ケンカが周囲にどんな影響を与えるのかということがわかり、『ペットから見た自分』を想像して、客観的な視点を持つことができるのです。」

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