子育て情報『ひらがなの読み書きを親子で楽しみながら学べる方法』

2017年5月9日 20:02

ひらがなの読み書きを親子で楽しみながら学べる方法

「ひらがなの読み書きを無理せず遊びのなかで覚えさせたい」と思うパパママは多いはず。ひらがなをスラスラ覚える子がいる一方で、「うちの子はなかなか読めない」「うまく書けない」と悩む親も…。家庭で上手にひらがなを教えるには、どうしたらよいのでしょうか?専門家にうかがいました。

ひらがなの読み書きは発達のごく一部

目次

・ひらがなの読み書きは発達のごく一部
・読み書きの「準備体操」ひらがなの表す音を覚えよう
・指先や動作を鍛えて「書く」力を育てる
・遊びの中で自然と学べる機会を作ってあげて
ひらがなの読み書きを親子で楽しみながら学べる方法

「日本では『読み書きが早いと頭がいい』と思われがち。そのため、3歳以前から勉強させる熱心な親御さんは珍しくありません。でも、焦りは禁物です」

こう話すのは、子ども向け教材や教育番組などの監修を手がける「チャイルド・ラボ」の所長で、認知発達支援の専門家・沢井佳子さん。

「言葉の発達全体を山に見立てれば、ひらがなの読み書きは頂上に近い部分。言葉の発達のとても高いところに位置するものなのです。そこに到達するには、山のふもとにあたる広大な土台部分を幅広く築き上げなくてはなりません」

■ひらがなを覚えるには「音節分解」の力が必要

では、その土台とは何でしょうか?

「日本語の単語は、音節に分けやすく、原則として1つの音節は1文字のひらがなで表せます。たとえば『たぬき』は『タ・ヌ・キ』という三音節に分けられ、それらがひらがなの『た・ぬ・き』という3つのひらがなに対応するのです。ですから、まず単語を耳で聞いたら、それを一つひとつの音節に分解する『音節分解』の力が育っていることが、「音とひらがなを対応させる準備」として重要になります。『ひとつの単語は、何音節かの音の集まりなのだ』という理解の上に、初めてひらがな1文字1文字が音を表していると認識できるのです。」

さらに、その単語が何個の音でできているか理解するために「数」の概念、文字の形を覚えて読み取るために「図形」を認識する力、そのほかさまざまな面での発達が必要だとか。ひらがなの読み書きを覚えるには、思った以上に多くの能力が求められるのですね。

では、読み書きの土台を育てるために親が家庭でできることは、どんなことなのでしょうか?

読み書きの「準備体操」ひらがなの表す音を覚えよう

ひらがなの読み書きを親子で楽しみながら学べる方法

「まず単語を一つひとつの音節に分解する作業を大切にしましょう。言葉と一緒に手を打つ遊びなどはいかがでしょう。『たぬき』ならパンパンパンと3回、『ねこ』ならパンパンと2回、発音しながらその音の数だけ手を打つ。簡単なようですが、この遊びは『タ』と『ヌ』と『キ』、『ネ』と『コ』などの音が、独立した音だと学ぶ助けになります」

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