子育て情報『パパママが驚く新常識! 「プール後の洗眼はNG」理由も紹介』

2017年8月9日 20:32

パパママが驚く新常識! 「プール後の洗眼はNG」理由も紹介

学校のプール横に設置されている洗眼器。以前は、プールのあとは当たり前のように洗眼器で目を洗っていましたが、今ではほとんどの子どもが洗わないそうです。一体なぜなのでしょうか。理由や背景について、日本眼科医会理事の宮浦徹先生に聞いてみました。

水道水での洗眼はダメ!?どうして目を洗わなくなった?

目次

・水道水での洗眼はダメ!?どうして目を洗わなくなった?
・そもそも昔はどうして目を洗っていたの?
・目の健康を守りながら、プールを楽しむためには?
パパママが驚く新常識! 「プール後の洗眼はNG」理由も紹介

「目を洗う=危険」なの?

現在、多くの学校やスイミングスクールでは、「プールのあとは水道水で目を洗うように」とは指導していません。パパママ世代には驚きの事実かと思いますが、目を洗うことにデメリットがあるのでしょうか?

「研究によると、現実的ではありませんが、目を水道水で50秒以上洗った場合、『ムチン』と呼ばれる目の粘液が洗い流され、角膜の防御機能が低下することがわかりました。洗い過ぎると、細菌やウイルスに感染しやすくなる恐れがあることから、目を洗う積極的な指導は行われなくなりました」

とはいえ、必ずしも目を洗ってはいけないというわけではないといいます。

「50秒間も目を洗い続ける子どもはいないと思いますので、目を洗うこと自体はよくないわけではありません。涙には洗浄効果があるので、水道水で目を洗わなくても問題ない、ということです」

パパママ世代が子どものころに行っていたような、数秒間ほど目を洗う程度であれば、角膜への影響はないそうです。「目を洗う=危険」ではないのですね。

反対に、目を洗ったほうがいい場合もあるそうです。

「プールのあとに『目が気持ち悪い』『目がくしゃくしゃする』など違和感がある場合は塩素濃度の高いプール水の影響と思われるので、水道水で洗い流したほうがいいでしょう」

目に何か異変を感じたときに、とっさに洗い流す習慣が身に付き、プール以外のときにも役立ちます。

そもそも昔はどうして目を洗っていたの?

パパママが驚く新常識! 「プール後の洗眼はNG」理由も紹介

今は学校薬剤師が塩素濃度を徹底管理しています

では、なぜ以前は洗眼器で目を洗うように指導されていたのでしょうか。

「昔は今と違って、学校のプールの水は十分に塩素消毒がされていませんでしたし、ゴーグルは高価なこともあり、学校での使用は禁止されていましたので、水道水で洗眼する必要がありました」
今では学校薬剤師が塩素濃度を管理し、ウイルスを不活化させることで、流行性角結膜炎(はやり目)や咽頭結膜熱(プール熱)、出血性結膜炎(アポロ病)などの感染症が起こらないよう徹底されています。

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