子育て情報『子どもに良い影響をもたらす夫婦喧嘩とは? 方法&対策を紹介』

2017年8月18日 16:32

子どもに良い影響をもたらす夫婦喧嘩とは? 方法&対策を紹介

どこの家庭にも起こりうる夫婦喧嘩は、子どもにとって悪影響と言われています。ですが、向き合い方によっては子どもにプラスの影響を与えることもできるそう。All About「子育て」ガイドで、育児相談室でカウンセリングなどを行う子育て心理の専門家・佐藤めぐみさんに、子どもへの影響や注意したいポイントを教えていただきました。

パパとママの喧嘩は子どもにどう影響する?

目次

・パパとママの喧嘩は子どもにどう影響する?
・見せても大丈夫な夫婦喧嘩ってあるの?
・子どもに伝わる「裏メッセージ」
・普段からしておきたい喧嘩対策
子どもに良い影響をもたらす夫婦喧嘩とは? 方法&対策を紹介

「夫婦喧嘩は子どもに悪い影響を与えるから、子どもの前でしてはいけない」とよく言われますが、実際にどんな影響があるのでしょうか?佐藤さんによると、親の喧嘩を頻繁に見て育った子どもには、後々まで続く悪影響が見られるそうです。

「アメリカの大学で1,000人以上の子どもを対象に0歳〜5歳までの5年間にわたり調査を行い、家庭環境と発達過程や精神状態など、さまざまなデータを収集した研究があります。その研究から、両親の喧嘩が子どもにもたらす影響の傾向が見えてきました」

1. 両親の「暴力的な喧嘩」を見て育つと、他人の感情を読む能力に欠ける
2. 両親の「激しい口論」を見て育つと、他人の感情を読みすぎる
3. 両親の「夫婦喧嘩」を長期間見て育つと、自分の感情をコントロールする能力に欠ける

ということ。具体的には、どのような様子や行動が見られるのでしょうか?

「感情を読むというのは、たとえば『顔が真っ赤だから、きっとこの人は怒っているのだろう』『今にも泣き出しそうな顔をしているから、何か不安なことがあるのだろう』というように、相手の表情や様子から気持ちを想像する能力を示します。同じ夫婦喧嘩でも、(1)と(2)が対照的な結果になったのは、(1)の「暴力タイプ」の場合は、怒りを「たたく」などの暴力に転化してしまうために、子どもがそこにある感情を読み取りにくく(2)の「口論タイプ」では、そのときの気持ちが言語化されるため、子どもが感情を読み取りやすいのではと言われています。

また、長期間にわたって両親の喧嘩を見続けた(3)の場合、見られる影響はとくに深刻です。

「夫婦喧嘩の絶えない家庭で育った子どもには、困った状況に置かれたときに自分自身でトラブルを乗り越える力に欠ける傾向があります。寂しいときや怖いときなど、困った状況での対応は人によって異なりますが、(3)の子どもの場合は、自身で負の感情をやりくりして問題を解決する能力が低いそう。

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