子育て情報『宿題の定番「音読」はなぜ大事? 黙読との効果の違いも紹介!』

2017年12月8日 17:13

宿題の定番「音読」はなぜ大事? 黙読との効果の違いも紹介!

子どもの宿題で、国語の教科書を声に出して読む「音読」がよく出されるかと思います。なぜ、この音読が大切なのでしょうか。音読のメリットや子どもが音読を練習するときに気をつけることを教育評論家の親野智可等先生に教えていただきました。

声に出して読むと黙読より理解が深まる

目次

・声に出して読むと黙読より理解が深まる
・音読の上達で黙読も速くなる!
・音読の効果的な方法は「追い読み」から!
・読み・書き障害の場合もあるので子どもの観察をしっかりと
・音読の様子を録音すると上達スピードもアップ
宿題の定番「音読」はなぜ大事? 黙読との効果の違いも紹介!

なぜ音読がよいのでしょうか?黙読とは大きな違いがあるのでしょうか?

「黙読の場合は、目を通して情報が頭に入りますが、音読すると同じ情報が耳を通して頭に入ります。それによって、黙読の場合とは違う理解の仕方ができるのです」

「例えば、大人でも電子機器の取扱説明書や保険の証書などはなかなか意味が読み取れないときがあります。そういうとき、声に出して読んでみると意味がわかることがあります」

「声に出して文章を読むと、黙読しているときは気づかなかったことに気づくことができます。自分の出した声を自分の耳で聞くことで、黙読の時には読み流していた言葉に意識が働いて理解が深まることはよくあります」

音読の上達で黙読も速くなる!

また、子どもが音読をする習慣をつけることによって、授業中に先生の出す問題の答えがよくわかるようになるそう。

「音読することで、教科書の文章の全体が頭に入るため、どこに何が書いてあるかすぐわかるので、理解しやすくなります。特に、国語であれば問題の答えやヒントが、文章の中に隠れているので効果は高いです」

「さらに、音読がすらすらできるようになると、普段の黙読も速くなります。加えて、音読することで文章の語彙や言い回しを体得し、使いこなせるようになるので、語彙力の向上にも役立ちます」

ほかにも、声帯の筋肉が鍛えられるのでハリのある元気な声が出るようになる、脳の前頭葉が刺激されて活発になって行動力が上がる、『セロトニン』という幸せホルモンが分泌されてストレス解消になる、唾液が多く分泌されることにより虫歯予防や風邪ウィルスなどの予防になるなど、成績アップ以外でのいい影響も多いそうです。

音読の効果的な方法は「追い読み」から!

宿題の定番「音読」はなぜ大事? 黙読との効果の違いも紹介!

音読といっても、むやみやたらにさせてもダメなのだそう。では、効果的な方法はどんなやり方なのでしょうか。「始めは大人が読んであげて、それに続いて子どもに読ませる『追い読み』から始めるのが最適です」

例えば、大人が「これは」と読んだら、子どもに「これは」と読んでもらいます。だんだん慣れてくれば区切りを少なくして、「これは、わたしが小さい時に」

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