子育て情報『本番に強い子と弱い子の違いは何? 緊張の理由や克服術も紹介』

2017年12月14日 12:02

本番に強い子と弱い子の違いは何? 緊張の理由や克服術も紹介

子どもの成長が見られる運動会や発表会は、パパやママにとっても楽しみな行事の一つ。ただ、練習ではできていたのに、緊張などから本番の競技や出し物になると力を発揮できない子どもも多いですよね。一方で、本番で普段以上に力を発揮する子もいます。

本番に強い子と弱い子では何が違うのでしょうか?また、緊張をうまく克服する方法はあるのでしょうか?東京成徳大学こども学部で発達心理学について教える富山尚子教授に聞きました。

目次

・緊張するまでの思考のパターンは子どもによって違う
・「できていた」ところを認めてあげる
・失敗も経験の一つ
・本番前はどれくらいできそうかを確認
・本番に弱いのは緊張だけが原因ではない!?


緊張するまでの思考のパターンは子どもによって違う

本番に強い子と弱い子の違いは何? 緊張の理由や克服術も紹介

大勢の前で何かをするとき、緊張して普段の力が出せない子もいれば、逆に堂々とパフォーマンスできる子もいます。緊張しやすい子とそうでない子は、一体何が違うのでしょうか。

「本番に向けて同じように準備をしていても、その結果を予測するときの思考パターンには人によって違いがあります。ある程度練習して『これだけ練習したんだから大丈夫!』と思える子もいれば、どれだけ練習をしても不安が消えない子もいます。不安な気持ちのまま本番を迎える子は、やはり緊張が高まる傾向が強いと感じます。」

「とはいえ、この思考パターンは経験によって、良い方向にも悪い方向にも少しずつ変わっていきます。本番でどんな結果であっても、『うまくいった』『上手にできたところもある』と子ども自身が思えるように親がフォローできれば、緊張する場面を経験するごとに、徐々に緊張を克服できるようになるはずです」

「できていた」ところを認めてあげる

本番に強い子と弱い子の違いは何? 緊張の理由や克服術も紹介

富山さんによると、緊張した場面での結果に周りの大人がどんなフィードバックをするかが、その後の思考パターンに影響を与えるのだとか。

「緊張しながら本番に臨んだ結果、『自分なりにうまくできた!』と思えれば、次は『ここまでやればきっとうまくいく』と考えられるようになる場合が多いです。このような経験を重ねていくことで、少しずつ緊張に慣れていけると思います。」

「逆に、子ども自身が『うまくいかなった』と思う経験が重なると、その経験がマイナスに作用して、次も『うまくいかないのでは…?』と、さらに緊張してしまいます。また、失敗した理由は自分の能力不足だと子どもが感じてしまうと、『僕は何をやってもダメなんだ…』と無力感が形成されてしまうこともあります」
緊張しながら本番に臨む我が子を見守る親は、子どもが本番でうまくできていたところを見つけて、それをきちんと伝えてあげることが大切ですね。

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