子育て情報『【海外出産奮闘記#13】母になることで手放す「100点じゃなくてもイイ」編』

2019年5月20日 21:40

【海外出産奮闘記#13】母になることで手放す「100点じゃなくてもイイ」編

目次

・母になることで手放す「私自身を構成していた何か」
・繊細な長女と新生児との新生活
・消えた朝一番の尿意
・額に謎のブツブツが出現!
・自分自身に許されたかった私
・「100点じゃなくてもイイ。」救ってくれたのは、私を許し続けた人たち
【海外出産奮闘記#13】母になることで手放す「100点じゃなくてもイイ」編
source:https://www.shutterstock.com/
大学卒業後、まともに就職活動もせず、ふと見つけた広告に応募し採用され、現代美術ギャラリーで楽しく働く私に向かって、ある日母はこう言放ちました。

「あんたはきっと“いきおくれ”て、30過ぎで猫と一緒に1人暮らしするんでしょうね」と……。

しかし、人生には時に天変地異の如き出来事が降り掛かります。25歳で出会った彼と、次の日からおつきあいをスタート。半年後に妊娠、入籍する事に!

【海外出産奮闘記#13】母になることで手放す「100点じゃなくてもイイ」編


ドタバタの海外出産後、酷寒の地ボストンでの生活から、夫の就職を機に新天地カリフォルニアに住居を移した私たち一家、そして後陣痛と恥骨痛に苛まれた2人目出産。前回は、第2子を無事出産した安堵も束の間、母乳育児の苦労再到来をお送りしました。

今回は「母になることで手放す“100点じゃなくてもイイ”」編をお送りします。

母になることで手放す「私自身を構成していた何か」

子育ての大変さは子どもの人数に比例する。これは事実でもあり、そうではないとも言えるでしょう。

子どもが生まれる前は深く考えずとも私は“私自身”でありました。しかし結婚して妻になり、子どもが産まれて母になる事で、かつての“私自身”を構成していた何かを、少なからず手放すことを要求されるように思います。子どもが増えれば、その分また捨てる必要があるのかもしれません。

古いものを捨てた分、私たち親は、それまで見た事の無い種類の発見や、胸を熱くするほどの、あるいは心穏やかな幸せを子育てを通して感じることがあるのだと思います。そしてこの経験により、新しい自分を獲得し、人生を充実させていくことができるのではないだろうか、と筆者は考えています。

しかし、自らの経験で話せば、手にしたものを捨てられず、放すものかと頑なであればあるほど、子育ては大変になるように思います。

繊細な長女と新生児との新生活

中学時代陸上部だった筆者は身体も丈夫で、産前も産後も健康そのものでした。ですから特に無理さえしなければ、穏やかで平和な毎日が続いていたはずでした。しかし、自我が出てきた長女は、私のような頑固者の1人目の赤ちゃんとしては、なかなかに手強い相手だったのです。

【海外出産奮闘記#13】母になることで手放す「100点じゃなくてもイイ」編
ロサンゼルスのゴージャスな美術館・ゲッティ・ミュージアムにて。ご機嫌な長女/Photo by Author
出典: It Mama(イットママ)

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