子育て情報『【産婦人科医が語る】不妊治療の前に「月経サイクルと基礎体温のおさらい」 #02』

2018年7月30日 21:15

【産婦人科医が語る】不妊治療の前に「月経サイクルと基礎体温のおさらい」 #02

1〜2日計るのを忘れたとしても、今までの計測が無駄になることはありません。翌日からまた計測を続ければいいのです。

基礎体温を測ってグラフ化してみると、理想的なグラフどおりにならないことがあります。

グラフが以下のようになる場合などは、妊娠もしくはなんらかの病気の可能性があります。婦人科や婦人科の受診などの対策を行ってください。

高温期が長い:妊娠が成立している場合もありますが、妊娠後に流産している場合や内科的な病気の可能性もあります。早めに産婦人科を受診しましょう。

体温がバラバラ:生活が不規則できちんと睡眠をとれていない可能性があります。まずは規則正しい生活を心がけましょう。

高温期が短い:卵子が未熟であったり、黄体機能不全の可能性があります。排卵後10日もしないで低温期になるなら早めに受診しましょう。

低温期が長い:卵胞の発育に時間がかかっていると考えられます。妊娠を考えるなら早めに受診しましょう。

▼妊娠しづらいと思ったら早めの受診を

いざ、赤ちゃんが欲しいと思ったときに、治療の開始が遅れれば遅れるほど、加齢によって妊娠に不利な条件が増えます。

冒頭に述べたように、月経のサイクルを知り、基礎体温表を付けることで自分の身体の状態を知っておけば、医師との話し合いもよりスムーズになります。

とくに30代後半以降に妊娠を望むのであれば、生活や体質の改善をしながら自然妊娠を目指すだけでなく、早めに婦人科や産婦人科を受診しましょう。

次回は、不妊治療の種類について説明します。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

【参考・画像】

※ ニンプス編集部 ナース専科編集部(2014)『不妊治療ステップアップベストガイド』エス・エム・エス(インプレス)
※ Chinnapong / Shutterstock

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