2016年8月1日 07:15
【8月1日は世界母乳の日】生後すぐの授乳で生存率3倍!? 知っておきたい「母乳110番」と豆知識

8月1日は“世界母乳の日”だとご存知でしたか?
また、8月1日~7日を世界母乳週間というそうです。筆者は今11ヵ月の子どもがいますが、幸いにも、産後すぐから現在までずっと母乳の出はとても良いので“完全母乳”です。
そのおかげなのかは定かではありませんが、子どもは今までに1回だけ鼻かぜを経験しただけで、両親が風邪をひいていても移らずにいるので、かなり免疫は高いのかな?と思っています。
もちろんミルクで育てた場合にも健康にすくすく育つ子もたくさんいますが、今日はせっかくの母乳の日なので、母乳のメリットや、何でも気軽に相談できる“母乳110番”などについてご紹介します。
■生後1時間以内の授乳によって生存率が3倍に?!
セーブ・ザ・チルドレンの報告によると、生後1時間以内に“初乳”を与えることで、赤ちゃんの免疫システムが機能し、生存率が最大3倍になるんだそうです!
日本のように設備などが整った環境ですと、赤ちゃんがきちんと生きられるかという問題はあまり深刻ではないのかもしれませんが、途上国では話は別です。
とは言え、環境の整った日本でも同じように、赤ちゃんの免疫機能は高い方がその後も風邪や病気に強くなりますから、可能な限り1時間以内の授乳は試みたいものですね。
■頼もしいママの味方「母乳110番」ってなに?
母乳110番とは、「よこはま自然育児の会」を母体に1992年から始まった、先輩ママスタッフによるボランティアの電話相談のこと。
妊娠中や育児中の母親に向けて、母乳、混合栄養、ミルクの話や、離乳食、卒乳など様々な疑問に、答えてくれるとのことです。
入院中は常に助産師さんがそばにいて、毎日毎日「母乳出てますか?」「困ったことない?」などと細かくケアしてもらえますが、退院のその日からママは家で1人、母乳との格闘ですよね。
「乳首が痛すぎてもう無理!」「母乳が本当に出ているのか不安」「おっぱいをあげても泣き止まない」初めての育児で右も左も分からず、相談する人も身近にいない。
そんなママは、ぜひこのような団体の先輩ママに気軽に相談してみてください。ストレスは母乳の出に悪影響ですからね!
■ママのイライラを減らそう!母乳の出が悪い時のストレス緩和術

母乳の出を良くするには食事ももちろん大事ですが、ママの“精神状態”も重要です。
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