【元園長先生の☆保育園あるある】#1 「え、それって演技…?」朝の泣き別れ後の子どもの行動

2016年8月30日 20:00
 


働くママが増えている昨今、多くのママが保育園にお子さんを預けて朝会社へ出勤されていることでしょう。子どもを保育園に預けた後、それは“ママの知らない世界”と言えます。

ママが普段みることのない園児達の日常、そして可愛い園児たちがみせてくれる“あるある行動”について、元保育園園長の筆者がシリーズ連載でお届けしていきます。

保育園あるあると言えば、朝の登園時に見られる、子どもの泣き別れが思い浮かぶママは多いハズです。

第1回の今回は、保育園の“泣き別れあるある”と子どもが笑顔で登園し、気持ちよく仕事に向かうためのヒントをお伝えします。



 

■子どもの泣きが長引くのには、「ママの気持ち」が関わっている!

保育園へ慣れる速さは子どもによって全く違います。1週間も経たないうちに泣かずに来る子もいれば、1ヶ月以上泣いて登園する子もいます。

できれば、1日でも早く泣かずに保育園へ行って欲しいけれど、一体どうすれば良いのでしょうか。

実は、子どもの泣きが長引く原因には‟ママの気持ち”が大きく関わっています。

保育園へ初めて預けるママにとって、不安があるのは当然のことでしょう。

別れ際に泣いているわが子を見たらなおさらです。

そんなママの不安を子どもは感じ取り、子どもはさらに激しく泣いてしまうのです。


■泣く原因は、意外なところにもある

初めは泣かなかったのに、数ヶ月たってから泣き出した、という例もあります。

子どもはちょっとした変化でも感じ取り、反応することがあります。

「今まで泣かなかったのにどうして?」と思うかもしれませんが、たまにはそんなこともあると寛容に受け止めてあげましょう。

もしも長引くようなら、原因を考えてみましょう。

たとえばママの仕事が忙しく、数日のお迎えが少し遅くなっただけでも、子どもには不安材料になります。

他にも、夫婦仲の良し悪しが保育園での子どもの様子に顕著に表れます。

子どもには理解できないような会話でも、雰囲気などは感じ取ることができますから、子どもの前ではケンカは決してしないことです。 

■登園時にママが心がけたいポイント3つと「泣き別れ後のママの知らない事実」

忙しい朝、登園時に泣いてしまう子に、どのような対処をすれば良いか悩むことでしょう。

次の3つのポイントをおさえておくことで子どもは泣かなくなっていきます。

(1)預ける相手を信頼し、預けることをためらわない

(2)泣くことに反応し過ぎない

(3)「必ず迎えに来る」という約束をする

 

実際、ママと別れた後、ママの心配をよそにほとんどの子どもはすぐ泣き止みケロッとして遊んでいます。

「あの泣きは演技だったの?」と思うほど、あっという間に泣き止んで遊びに夢中になっている子もいるくらい子どもは切り替えが早いのです。

おうちモードから保育園モードへ移るのにあまり時間をかけると、子どもは切り替えができなくなってしまいます。

別れる際には「ママはお仕事頑張るからね。ちゃんとお迎えに来るから楽しく遊んで待っていてね。」という一言で十分です。

 

登園時に子どもとハグやハイタッチをしてから仕事へ行くなど、朝のルーティーンを作ることもおすすめです。

触れ合うことでママも子どもも安心し、1日の気持ちよいスタートを切ることができるでしょう。

 

【画像】

※ Maria Symchych, sashahaltam / shutterstock

【筆者略歴】

※ 藤實智子(ふじみともこ)・・・元認可保育園園長。現在は一時保育室「ママズスマイル」の施設長として0歳から6歳までの児童を預かる。同時に、なぜ保育士が増えないのか、待機児童が減らないのかという問題を現場の立場から考え解決するため、保育施設のサポートや保育士の相談事業等を行う。

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