【もしかしてウチの子、障害児?】じっとしていない、叩く…AD/HDの10の特徴

2016年11月12日 21:30
 

source:http://www.shutterstock.com/
『子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』の著者、立石美津子がお届けする新連載「もしかしてウチの子、障害児?」

ひと時もじっとしていられない、お友達をいきなり突飛ばしたり叩いたりする、これらの行動が多い子どもは発達障害の一つ“注意欠如/多動性障害(AD/HD)”かもしれません。

“attention deficit hyperactivity disorder”の頭文字をとって “AD/HD”と言われます。俳優の栗原類さんが自身がそうであることを公表して話題にもなりましたね。

4回目はこの注意欠如/多動性障害(AD/HD)についてお話しします。



立石 美津子著者・講演家・元幼児教室経営者。自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『立石流子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』

注意欠/多動性障害(AD/HD)にみられる10の特徴
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その名前のとおり“不注意(集中力がない)”“多動性(じっとしていられない)”“衝動性(考えずに行動してしまう)”の特徴があります。

(1)直ぐに気が散る

(2)授業中立ち歩く

(3)忘れ物が多い

(4)些末なミスが多い

(5)約束や決まりごとを守れない

(6)時間管理が苦手

(7)片付けが出来ない

(8)自分勝手にしゃべり続ける

(9)席は離れなくても身体を常に揺する

(10)行動や感情を爆発させる(お友達をすぐに叩いたり蹴ったりする)

こうなると「え、うちの子に当てはまる……」と不安に思う人が大半かもしれません。幼児の行動を見ているとみんなAD/HDに当てはまる気がしてきます。
 

けれども、AD/HDは5歳児なのに2歳児のような行動をするなど極端にそれが激しく、半年以上続いている場合を指します。小学生になると授業に集中できないため学力が低下するケースもあります。

これらは“親の養育態度や家庭内のしつけができていない”とか“園や学校の担任の指導力がない”とか“個性など本人の性格の問題”などが原因ではありません。

生まれつきの脳機能の障害なのです。

 

AD/HDかも?そんな時にママが気をつけたいコト
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ただでさえ、子どもは衝動的で動きも激しいです。ですが、たいてい年齢が上がるにつれ落ち着いてくるものです。

けれども、これが障害の場合はなかなか解決はしていきません。

そこで、厳しいしつけをして育てようとしたり、叱ってばかりいると逆効果、本人の気持ちの中に「自分はダメな人間である」の低いセルフイメージが定着してしまい、事態は悪化します。

対応策としては子どもを変えようとしないで大人の対応を変えましょう。

例えば

・病院の待合室など長時間座っている状況は出来るだけ避ける。そのような場にいなくてはならない場合は気分転換するために、何度か外へ連れ出すなど小休止を入れる。

・気が散って集中できない場合、クラスでは園庭などが見える窓側に座ることは避けて、パーテーションなどで仕切り注意散漫にならないようにする

・時間管理が苦手なので小学校の時間割のように、何時になったらどういう行動をするなど視覚的にわかるようにしておく

・忘れっぽいので持ち物リストを作り、そこにチェック印をしながら明日の準備をする

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・片付けが苦手なので、入れるべきものを箱に写真ではっておき、物の指定席を明確化する

・友達を突然叩く場合はいきなり叱るのではなく、どうしたかったのか本人の気持ちに耳を傾け、どういう手段で接すればよいのか一つ一つ具体的に教えていく

AD/HDの子は叱られる場面が多くなるため、傷つき、自暴自棄になり自信を失うことがあります。でも、衝動性はプラスに考えれば“行動力がある”ことです。将来はベンチャー企業の社長になったり、物怖じせずに顧客訪問ができるので営業マンとして成績を上げたりするかもしれません。

わが子が生き生きと楽しい毎日が送れるように親が一番の理解者、応援団長になり、工夫して育てていくことが大切だと思います。

 

【参考】

※ Cheryl Casey、goodluz / Shutterstock

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