子育て情報『卵子だけじゃない!「命の保険」精子凍結の世界』

2016年11月8日 22:30

卵子だけじゃない!「命の保険」精子凍結の世界

卵子だけじゃない!「命の保険」精子凍結の世界
source:http://www.shutterstock.com/
毎年、冬の足音が聞こえてくるこの季節、わが家にはある一通の封書が送られてくる。『卵子凍結保存更新のご案内』だ。

妻は5年前に約3年間、不妊治療を行っていた。その甲斐あり2年前に男の子を授かったのだが、そのとき凍結した卵子をそのまま保存。

以来、去年一昨年と「第二子をつくるご予定は?」「卵子はちゃんと凍結してありまっせ」とばかりに、クリニックから通知が来るのだ。

卵子だけじゃない!「命の保険」精子凍結の世界


村橋ゴロー72年、東京都出身。大学生のときライターデビュー。以降、男性誌から女性誌、学年誌など幅広い分野で活躍。千原ジュニア田村淳タカアンドトシ次長課長高橋克典など多くの芸人、俳優陣の連載構成を手掛ける。3年に及ぶ、自身の不妊治療奮闘記をまとめた著作『俺たち妊活部』(主婦の友社刊)が好評を博す。また主な構成/著作に、『すなわち、便所は宇宙である』シリーズ(千原ジュニア著・扶桑社刊)、累計200万部突破した『GO!GO!バカ画像シリーズ』、『裏モテの秘策』(ともにKKベストセラーズ刊)などがある。結婚以来11年間、炊事・洗濯・掃除をこなす兼業主夫でもある。

「卵子凍結は保存更新」欄にマルをつける本当の理由
卵子だけじゃない!「命の保険」精子凍結の世界
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妻は出産した2年前でも、当時41歳の高齢初産だった。今ではもう43歳、第二子が欲しい気持ちはもちろんあるが、これから再び体外受精をして妊娠に至ったとしても、妻は44歳での出産となる。

体力的にとても厳しいものになると予想されるので第二子は考えていない。しかしクリニックからのお知らせには「卵子凍結は保存更新」欄にマルをつけて返信した。

それはなぜか?単純に「廃棄」欄にマルが付けられないのだ。

“命の保険”をかけている
妻は3年間、それこそ身も心もズタボロになりながら、やっとこさ妊娠に至る健康な卵子をひねり出したのだ。つまりいまクリニックでカッチカチに凍ってる卵子は、当時の妻の象徴。それを「廃棄」って。モノじゃないんだから。そしてもうひとつの大きな理由が、いつ心変わりするかもしれないということ。子育てが少し落ち着き「やっぱり第二子ほちい!!」となっても、『妻は妊娠しにくいからだ』と3年前に証明されてしまった以上、それからさらに老けたいま、自然妊娠できるとは考えにくい。

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