2016年11月18日 11:45
【野菜ソムリエの旬ごはん#5】赤ちゃんの風邪予防にも?簡単「ねぎ料理」レシピ3つ

Photo by Author
ぐっと冷え込むようになり、幼稚園などではそろそろ風邪が流行り始めるころですね。
ママも「あれ?なんだか喉がイガイガするかも……」なんて感じることもあるのでは?
お子さんはもちろん、ママまで風邪で寝込んじゃったら大変です!
風邪予防にきく食材といえば、やっぱり“ねぎ”ですよね。
そこで今回は、手軽に食べられる“ねぎレシピ”をご紹介します。
藤田光樹ママ野菜ソムリエライター。独身時代に、野菜ソムリエの資格を取得。野菜ソムリエ歴・約10年。今までに、高級スーパー青果売り場・農園・ハーブ園などに勤務し、生産から販売まで、幅広く経験。現在は、2人の姉妹のママをしながら、野菜と食、子どもや暮らしに関する記事を中心に、野菜ソムリエWEBライターとして活動。忙しいママでも、野菜をおいしく楽しく取り入れられるレシピや暮らしのヒント、簡単に、親子で野菜を育てる楽しみ方などを提案しています。また、バナナソムリエとしても、レシピ開発や魅力を発信中。趣味の家庭菜園は、10年以上。埼玉で、薪ストーブを活用した木質バイオマスエネルギーによるロハスな暮らしを実践中。
ニオイが殺菌力の証!驚きのネギのパワー
あったかお鍋やおみそ汁、薬味など、ねぎは毎日の食卓に欠かせない食材の1つですよね。
昔は、「風邪を引いたらノドにねぎを巻く」など、薬効植物としても使われてきました。
その理由は、ねぎのあの匂いのもと『アリシン』という成分。風邪の原因となる菌をやっつけてくれる強い殺菌・抗菌力があるのです。
また、切った時に出るヌルッとした液体は、『フルクタン』という成分で、インフルエンザウィルスの侵入を抑えて、体内の抗体をつくる力を助けてくれる効果が期待できます。
そしてねぎの白い部分に含まれる成分には、体をあたため血液をサラサラにしてくれるのに効果的なので、まさにこの時期にピッタリのお野菜と言えますね。
ねぎにもさまざまな種類がありますが、一般的にお店で並んでいるのでは、白い部分と葉の部分がある『長ねぎ』と、細くて白い部分のない『万能ねぎ(小ねぎ)』があります。
上記のような成分は、長ねぎほうが効果が期待できるのですが、もちろん万能ねぎもビタミンAやC、カルシウムなど栄養豊富で、辛み成分が少なく柔らかいので、生で薬味で食べるときは、お子さんが食べやすいというメリットもあります。
…