子育て情報『【医師が教える】どんな特徴がある?「子どもの水頭症」の原因と症状』

2017年1月12日 20:45

【医師が教える】どんな特徴がある?「子どもの水頭症」の原因と症状

【医師が教える】どんな特徴がある?「子どもの水頭症」の原因と症状
source:https://www.shutterstock.com/
皆さんは、“水頭症”という病気についてご存知でしょうか?

水頭症とは、髄液と呼ばれる体液が頭蓋内に過剰に溜まり、脳室が広がってしまった状態を言います。

この水頭症、実は小さな子どもがなってしまう場合もあるのです。

今回は、“子どもの水頭症”についてお話していきたいと思います。

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「水頭症」って何?
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そもそも水頭症は、この髄液が体内で作られて再び吸収されるまでに産生過剰、吸収障害、通過障害などの異常が発生が原因になります。

種類としては、先天性と後天性に分類され、先天性水頭症の発生率は1000人中0.2~0.8人です。

水頭症自体は胎児期に発症することが多いですが、出生後に発症することもあります。

診断は妊娠11~12週目以降に超音波エコー検査によって行われます。妊娠週数にかかわらずエコーで側脳室の拡大がみられた場合には、胎児MRI(原則として妊娠18週以降に行う)などのさらに詳しい検査が必要です。

また、後天性水頭症は主に腫瘍、くも膜下出血や脳室内出血、髄膜炎、重症の頭部外傷に続発します。

新生児期の水頭症の原因としては、脳室内出血が多いとされています。

「水頭症」になるとどうなるのか
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新生児・乳幼児期に発生する水頭症の場合、2歳頃までは水頭症の進行と共に頭囲が拡大し、顔面、体幹に比べて頭蓋が大きく前額部の突出が目立ちます。

新生児期に進行性の水頭症が治療されない場合、明らかに頭蓋が拡大します。

その他にも、眼球が下方に偏位する落陽現象、外転神経麻痺(眼球の内転)、首の座りの遅れなどの症状がみられます。

幼児期以降に発生する水頭症の場合は、頭痛や嘔吐を訴え、進行すれば意識障害が起こる恐れがあります。眼底検査におけるうっ血乳頭が特徴的であり、長期に続けば二次性視神経萎縮、外転神経麻痺(眼球の内転)、運動機能の低下、精神発達遅滞がみられることがあります。

このような症状があった場合は、頭蓋単純X線、超音波エコー検査、頭部CT、MRIなどのさらなる精査をする必要がありますので、すぐに脳神経外科を受診してください。

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