子育て情報『弁護士が教えます!「行き過ぎてアウトな夫婦ゲンカ」とDV対処法』

2017年1月18日 22:30

弁護士が教えます!「行き過ぎてアウトな夫婦ゲンカ」とDV対処法

弁護士が教えます!「行き過ぎてアウトな夫婦ゲンカ」とDV対処法
source:https://www.shutterstock.com/
先日、大手出版社編集次長が妻を殺害した疑いで逮捕された旨の報道がありました。

一方的なDVの末に起こったものか、夫婦げんかの末の殺害かという事実関係までは明らかではありませんが、夫婦げんかの末に配偶者を殺害したり、重傷を与えたりするケースは年に数回報道されていますね。

筆者のところにも夫婦げんかの際に受ける配偶者からのDVに対し、どうすればよいか相談に来る方は一定数いらっしゃいます。

今回は、どこからが離婚原因になるようなDVになるか、また、配偶者からDVを受けたらどうすればよいかということを簡単に解説したいと思います。

弁護士が教えます!「行き過ぎてアウトな夫婦ゲンカ」とDV対処法


「DVを受ければ離婚できる」は正しい?
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「DVを受ければ離婚できる」というのはおおざっぱに言うと間違いではないのですが、本当にその人が離婚できるか、または慰謝料が取れるかという観点からは、

(1)DVの程度・内容、(2)DVの立証の可否、(3)その他DV以外の夫婦の事情

という3つの個別的事情が問題になります。

まず、(1)のDVの程度・内容については、ひとことでDVといっても、身体的暴力なのか精神的暴力なのか、また、頻度はどれくらいかという事情は夫婦によって違います。

口論の際の暴言であれば、一方的ではなく相手も言い返しているかもしれません。

次に、(2)DVの立証の可否の問題とは、明らかに行き過ぎた暴力を受ければ病院で診断書を取ったり、警察に相談しに行ったりすることで立証ができます。

しかし、配偶者に気に入らないことがあると暴言を吐かれるというような突発型のDVの場合は、瞬時に録音を取ったりする等の証拠集めが難しいということです。

なお、最近はメールよりもLINE等のSNSで連絡を取ることが多いでしょうが、SNSのメッセージを証拠として立証するのは以外と簡単ではないので、なるべくほかの形で証拠化するということを覚えておくとよいでしょう。

最後に、DVの事実が立証されたとしても、けがの程度が軽かったり、DVと別居や調停申立てまでの期間が空いていたり、相手を許す内容の手紙・メールを送ったり関係修復を持ち掛けていたりするなど、(3)DV以外の夫婦の事情によっては離婚が認められないこともあります。

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