2017年3月12日 11:45
末恐ろしいイマドキ女の子「オマセと生意気」に境界線はあるの?

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一般的に女の子は成長が早いと言われます。小さな女の子がオマセな仕草を見せてくれるのは、思わず微笑んでしまいますよね。
ところが、“オマセ”ではなく、“生意気”になってしまうと、困ってしまいます。
今回は子育てアドバイザーの筆者が、“オマセ”と“生意気”の境界線について考えてみます。
「オマセ」とは年齢の割におとなびていること
日本語俗語辞書によると、“おませ”は下記のように説明されています。
おませとは年齢のわりにおとなびていることを意味する『ませる』の形容動詞形(または名詞形)で、年齢の割りに言動が大人びているさま、またはそういう言動をする人(子供)を意味する(人として使う場合は『おませさん』という)。
例えば、まだヨチヨチ歩きの子がお出かけの際に髪型や服装を気にしたりするのは、可愛らしい“オマセさん” と言えそうです。(もう少し上の年齢ですと、何も説明されなければ、まるで20歳前後の色気あるモデルさんのように見える“小学生モデル”が取り上げられることも増えていますよね。)
また、大人がこの言葉を口にするのは、男女の恋愛に関係するときも多いように感じます。
まだ小さいのに「○○くんと結婚する」と発言するなども、“オマセな発言”として受け止められますね。
「生意気」とは出すぎた言動をすること
一方の“生意気”は、goo辞書にて下記のように説明されています。
[名・形動]自分の年齢や能力を考えず、出すぎた言動をすること。また、そのさま。「―な口をきく」
「オマセ」と「生意気」に大きな差はないのに見る目が異なる…!?
こうして比べてみると、どちらも“実際の年齢にはふさわしくない、背伸びをした行動や言動をすること、またはその様”と、ほぼ同じ意味です。
そうであるのに対し、一方を「おませさんだね」と目を細め、もう一方を「生意気な」と目を三角にするその違いは、単純に上から見ている大人の、主観によるものなのではないでしょうか。
度がすぎる場合「不快に思った本人」が注意するのが効果的

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子どもが背伸びをすることは、悪いことではありません。
背伸びは成長につきものです。
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