子育て情報『事故時の致死率25倍!? 「チャイルドシート不使用」の危険』

2017年4月10日 22:30

事故時の致死率25倍!? 「チャイルドシート不使用」の危険

事故時の致死率25倍!? 「チャイルドシート不使用」の危険
source:http://www.shutterstock.com/
道交法では、6歳未満の幼児を自家用車に乗せるときはチャイルドシートの着用が義務付けられています。

ですが、2016年11月にJAF(日本自動車連盟)と警察庁が共同で行った「チャイルドシート使用状況全国調査」によると、6歳未満のチャイルドシートの使用率は64.2%(全国平均)に留まっています。

考えるだけでもゾッとしますが、チャイルドシートを着けずに事故に遭い、お子さんが死んでしまった場合の両親の責任や過失割合などについて、弁護士の筆者が解説したいと思います。

事故時の致死率25倍!? 「チャイルドシート不使用」の危険


チャイルドシート不使用者の致死率は「使用者の25倍」!
6歳未満の幼児を自家用車に乗せる際にチャイルドシートを使わなかった場合、原則として道交法違反になり、運転者の免許点数が1点付加されます。しかし、それ以外にとくに罰則はないのです。

だからといって、チャイルドシートを使わなくて良いわけではないのは当然のこと。

警察庁の「チャイルドシート関連統計」によると、2015年に6歳未満の幼児が自動車同乗中に亡くなってしまったケースのうち、チャイルドシート使用者の致死率が0.02%に対して、不使用者は25.7倍の0.45%に上ります。

幼児の自動車死亡の事例自体がそこまで多くないものの、この15年には東京でワンボックスカーとトラックが衝突し、5歳のお子さんがチャイルドシートに座っていなかったために、車外に投げ出されて死亡した事故も発生しています。

お子さんがある程度大きくなったとしても、チャイルドシートの着用はお子さんの命を守るために必須といえるでしょう。

「チャイルドシート不使用時の事故」では賠償金額が減少
事故時の致死率25倍!? 「チャイルドシート不使用」の危険
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他の車から衝突されてお子さんがケガをしたが、ケガをした原因が「チャイルドシートを使っていなかったこと」にある場合、お子さん側の過失として過失相殺がされ、賠償金額が減るのかという問題があります。

これに対しては複数の裁判例が出ており、チャイルドシート不使用が原因でお子さんがケガをした場合は、5~10%の過失相殺が認められています。つまり、両親や保護者がチャイルドシートを使わなかったことによってもらえる賠償額が減り、お子さんにしわ寄せがいくということですね。

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