子育て情報『「子どもにヘルメットとシートベルトをつけずに事故に…」損害賠償額は?』

2017年4月11日 21:45

「子どもにヘルメットとシートベルトをつけずに事故に…」損害賠償額は?

「子どもにヘルメットとシートベルトをつけずに事故に…」損害賠償額は?
source:https://www.shutterstock.com/
4月に入り、新しく入園された保育園や小学校への送り迎えのため、ママチャリを新しく購入する方が増える時期です。

ママチャリにお子さんを乗せる時は、街中ではヘルメットやシートベルトを着用させなくてはいけませんが、実際のところこのルールが守れていないママも見かけます。

今回は、自転車に子どもを乗せるときはヘルメットとシートベルトが義務付けられている?という疑問と実際に事故に遭った時の賠償金について弁護士の筆者が解説していきたいと思います。

「子どもにヘルメットとシートベルトをつけずに事故に…」損害賠償額は?


ヘルメット着用は「努力義務」、シートベルトは?
「子どもにヘルメットとシートベルトをつけずに事故に…」損害賠償額は?
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実は、道交法では、13歳未満のお子さんを自転車に乗せるときはヘルメットをかぶらせるよう努めなければならないとされています。

現在はあくまで“努力義務”にとどまりますので罰則はありませんが、昔はオートバイもヘルメット着用が努力義務であったように、今後、自転車についても罰則付きの義務化とされることもあります。

また、「罰則がないからわざわざヘルメットを買ってかぶらせなくてもよいだろう」と思わず、お子さんを自転車に乗せることが多い場合や、狭い道を自動車と並走する機会がある場合など、事故を起こす危険性が比較的高い場合には、お子さんの命を守るためにヘルメットを着用させるべきですね。

なお、シートベルトについては努力義務ですらありませんが、お子さんの安全のために自主的に着用させることはよいことでしょう。

事故の場合の“過失割合”はどうなる?
車やバイク、ほかの自転車との接触によりお子さんが転倒・転落してけがをした場合、ヘルメットとシートベルトをつけていないお子さん側の過失として過失相殺がされて賠償金額が減るのかという問題があります。

この点について正面から判断した裁判例はありませんが、努力義務違反イコール過失となるわけではないこと、チャイルドシート不使用やバイクのヘルメット着用義務違反でも過失相殺が10%程度であることより、過失相殺が認められない可能性が高く、かりに認められたとしても5%程度だといえます。もちろん、法的な問題としてはママは罰せられず、損害賠償額も減額されることはないからといってヘルメットをかぶらせなくてもいいと短絡的に考えてはいけません。

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