子育て情報『過保護・過干渉の「ヘリコプターペアレント育児」子どもへの影響は…?』

2017年6月22日 22:00

過保護・過干渉の「ヘリコプターペアレント育児」子どもへの影響は…?

過保護・過干渉の「ヘリコプターペアレント育児」子どもへの影響は…?


「子どものために良かれと思って……」子どもが困難にぶち当たったとき、パタパタパタと飛んできて助ける。子どもが困らないように頭上を旋回し見守る。これが行き過ぎると“ヘリコプターペアレント”になってしまいます。

そこで、『1人でできる子になるテキトー母さん流子育てのコツ』の著者の立石美津子が教育専門家としての経験を元に“ヘリコプターペアレントに育てられると、どうなるか”についてお話します。
過保護・過干渉の「ヘリコプターペアレント育児」子どもへの影響は…?


筆者は仕事で保育園や幼稚園で多くの幼児に接してきましたが、こんな光景がありました。

●忘れ物

保育士が持ち物のハンカチやタオルを忘れた子に「忘れ物をしないようにね」と注意すると「だってママが入れてくれなかったんだもん!」と親のせいにする。



子どもは帰宅後「ママ、どうしてハンカチ入れてくれなかったの」と親を責める



母親は「ごめんね。ママが入れ忘れちゃって……」と子どもに謝る



次回、忘れたときは、ママが保育園に慌てて飛んできて届ける。

これが“ヘリコプターペアレント”です。

子どもはどうなるかというと…

・自分の物を自分で準備する習慣がいつまでもつかない

・忘れ物をしても人のせいにして、自分のことを反省しない

結果、“自分のことを自分でできる子”になかなかなれないのです。

子ども同士の喧嘩
過保護・過干渉の「ヘリコプターペアレント育児」子どもへの影響は…?
(C)あべゆみこ
「優しい子になってほしい」「友達とトラブルを起こしてほしくない」この思いが強すぎて、まだ喧嘩をしていないうちから「仲良く遊ぶのよ」と釘を差すパターン

また、トラブルを起こすとなんとかして「ごめんね」「いいよ」の謝罪や許容の言葉を子どもの口から必死に引き出そうとして、形式的に謝らせるパターン

過保護・過干渉の「ヘリコプターペアレント育児」子どもへの影響は…?
(C)あべゆみこ
子ども同士本気でぶつかって喧嘩して、心から反省したときに謝り、心から許せるときに許しの言葉を言わせないと、社会性やコミュニケーション能力は育っていかないのです。

すぐに親が代弁する
保育参観日。制作の時間に保育士がクレヨンを子ども達に配りました。一人の子どもに配り忘れてしまいました。子どもはモジモジしています。すると後ろにいた母親がすかさず「先生、うちの子にクレヨンがないのですが」と言ってきました。

でも、ここで気が付いても放っておくほうがよいのです。なぜなら「先生、僕のクレヨンがありません」と言わせることで自分が困ったときに他人に助けを求める、SOSを出せるようになるからです。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.