「生まれました~!」赤ちゃんを会社に連れてくる心理って?#13【妊活QA】

2017年8月12日 22:00
 

出典:https://www.shutterstock.com/

Q.私は38歳、妊活歴2年の会社員・女性です。私の勤める会社は、いわゆる風通しのいい会社。でもこれは度が過ぎるのでは?と怒っていることがあります。それは産休を終えた女性社員たちが“出産報告”と称して、赤ちゃんを会社に連れてくることです。これって非常識すぎやしませんか?私は妊活をしてますし、そもそもいま妊活は大きな社会問題になっています。産みたくても産めない人がいるかもしれない職場に、「生まれましたぁ!」とばかりに赤ちゃんを連れてくるなんて……。私の心が狭いだけでしょうか?

今回は、妊活の末に妊娠した人が会社に赤ちゃんを連れてくるという、言わば妊活あるあるともいえるケースについて、実際にあった事例をもとに妊活経験者の筆者が経験をもとにお話します。

みなさんはこの“あるある”どう受け止めますか?



“ウイニング・ラン”をする女性たち
出産後、母親となった女性が会社に赤ちゃんを連れてくる……、僕はこれを“ウイニング・ラン”と呼んでいます。競走馬が勝利を記念し、ターフを周回する。

このようにやっとできた赤ちゃんをかかげ、会社に凱旋。社内中を周回し、喜びを爆発させる。「赤ちゃんが産まれた」ということは、何ひとつケチのつけようのない大正義ですから、まわりも「おめでとう」以外、言いようがありません。

しかし自分が不妊治療中だったら……?

 

職場でのリアルな妊活事情
投稿者のような話を僕も聞いたことがあります。

Aさんは40歳で妊活歴3年目。会社ではカミングアウトしていたため、同志もいたそうです。それが同じ40歳で、妊活歴4年目のBさん。AさんとBさんは互いに治療のグチを言い合ったりしながら、互いに励まし合っていたそうです。

そんななか、まだ若い25歳の部下女性・Cがめでたく懐妊。しかし産休後、Cが赤ちゃんを連れて会社に出産報告に来たそうです。これに怒ったのが、AとBさん。

Aさんは「何よ、Cのヤツ、デリカシーのない」とBさんにこぼすと、「そうよ!Cはアタシたちが妊活やってるのを知ってるくせに、“Bさんも赤ちゃんを抱っこしてやってくださいよ~”ってアタシに言ってきやがったのよ!?信じられない!アタシ、絶対Cのこと許せない!」と、BさんはAさん以上に激怒。そのため、AさんがBさんを「まあまあ」とたしなめたほどでした。

さて、こうして共闘妊活が続いたAさんとBさん。そんななか、ついにBさんが懐妊したそうです。一緒に戦った戦友のような存在だったため、Aさんは心から祝福したそうです。

産休を終えたBさん、そして「事件」が起こった
出典:https://www.shutterstock.com/

そして事件が起こりました。

産休を終えたBさん、何と赤ちゃんを連れて会社にやってきたのです。Aさんと共闘妊活中、「あんなデリカシーのない!」と怒っていた“ウイニング・ラン”をしてくるとは。

Aさんは「女というのは母親になった瞬間、変わってしまうのか」と同じ女性として恐ろしくなったとか。そしてBさんは、かつてウイニング・ランをしてきたCに激怒したことを忘れてしまったかのような、信じられないひと言をAさんに言ってきたそうです。

「あらAちゃん、久しぶり!ねえ私の赤ちゃんを、Aちゃんも抱いてあげてくれない?」

 

Bさんは、「例え私が出産することができても、ウイニング・ランだけはすまい」と、固く心に誓ったそうです。

 

Bさんはそう誓いましたが、実際のところこればっかりは母親になってみないと分からない心理なのかもしれません。

 

【画像】
※ George Rudy、Kseniya Ivanova / Shutterstock

新着子育てまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
ピックアップ
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2017 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.