2017年10月2日 21:30
【無痛分娩リアル体験談】陣痛・出産中・術後の痛みについてレポート

出典:https://www.shutterstock.com
海外では多く推進されている無痛分娩。
一方日本では“痛みを伴って出産すること”が美学とされる節があります。
ただし、元々痛みに弱く、出産の痛みを受け入れにくいという女性も多いのではないでしょうか。筆者もそんなママの1人でした。
そこで今回は無痛分娩で長男、次男を出産した自身の体験を踏まえ、“無痛分娩のリアル”についてお伝えしたいと思います。
出産間近!陣痛中の痛みは耐えられるところで判断
陣痛が自然に来た場合は必要ありませんが、計画出産の場合、誘発剤を使って陣痛を起こします。(私の場合、長男は誘発剤を使用、次男は自然陣痛でした)
あまり早い段階で麻酔を使い始めてしまうと、陣痛が促されず出産に時間がかかるそうです。(※1)
中には痛みに我慢できないほどギリギリまで耐える人もいるそうですが、痛みに弱い私は、生理痛でキリキリ痛むくらいで麻酔を投入してもらいました。
次男の時は、自然陣痛で麻酔は関係なく、4、5時間促進されませんでした。
2人目の余裕からか、自分がどこまで陣痛に耐えられるか……と思い自分の限界まで我慢してみることにしました。
ところが陣痛が10分間隔の段階でも言葉が出なくなるほどキリッキリと痛み出したので、早々にギブアップ。
この時「自然分娩の人あっぱれ」と心の底から思いました。
いよいよ本番!出産中の痛みは「痛い」よりも「苦しい」?

出典:https://www.shutterstock.com
ようやく陣痛の間隔が狭まり、いざ出産というとき。
出産中は、痛みはありませんが、子宮がキューっと締め付けられるような感じや、骨盤がキシキシするような感覚はありました。
「痛い」というより「苦しい」と言った方が近かったです。
よく麻酔をしてしまうと、下半身に力が入りづらくなると聞いたことがありますが、私は臨月までウォーキングやストレッチを欠かさずしていたので、筋肉が減らずしっかりと踏ん張ることができました。長男と次男の両方の出産時に、助産師さんに「ママ、力むの上手ねー」と褒められました。
最初、踏んばり方に戸惑っていると、ベテラン助産師さんが「大っきいウ○チ出すつもりで思いっきり踏ん張ってー!」と言われ、旦那も含めみんなで笑い合う余裕さえありました。
出産中より、麻酔のカテーテルを入れる段階で痛みを感じたという友人もいましたよ。
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