子育て情報『【小児科Q&A】子どもの「病的なO脚、X脚」どう見分けたらイイ?』

【小児科Q&A】子どもの「病的なO脚、X脚」どう見分けたらイイ?

2017年10月22日 22:30
 

【小児科Q&A】子どもの「病的なO脚、X脚」どう見分けたらイイ?
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筆者が1歳6ヶ月健診をしていると、“O脚”の子どもをよく見かけます。

O脚とは、足首をそろえて立ったとき、両膝が外側に膨らんで、膝のあいだが開いてしまうことをいいます。

いっぽうで、筆者が3歳健診をしているときには、“X脚”の子どもを時々見ます。

X脚とは、膝をあわせて立ったとき、両膝が内側にくっついて、足首のあいだがひらいてしまうことをいいます。

今回は、小児科医である筆者がO脚やX脚の子を見つけたとき、お母さんにアドバイスすることについてご紹介したいと思います。

【小児科Q&A】子どもの「病的なO脚、X脚」どう見分けたらイイ?


子どもの「O脚・X脚」は生理的なものであれば正常です
筆者がO脚やX脚を見つけたとき、それが生理的なものか、病的なものかを考えます。“生理的なもの”、というのは自然な変化であり、“正常である”という意味です。

子どもは歩き始めてから2歳ごろまでO脚であることが多いです。そして3歳ごろから7歳ごろまでX脚になります。

この変化は生理的なものであり、治療をすることなく自然に治ります。

よって、お母さんへのアドバイスとして「少しだけO脚(またはX脚)がありますが、問題ない範囲だから安心して下さい」といったことをお伝えしています。

病的な「O脚・X脚」もある!指の本数でチェックして
【小児科Q&A】子どもの「病的なO脚、X脚」どう見分けたらイイ?
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では、“病的なO脚・X脚”とはどういうものでしょうか。

たとえば、3歳や4歳になってもO脚である場合は病的であるかもしれません。また2歳以下のX脚も病的であるかもしれません。

足の形態(医療用語では“アライメント”といいます)が“標準偏差”を超えて変形している場合も病的と考えます。

分かりやすい基準として、O脚なら足首をそろえて立ったとき、両膝のあいだにおとなの指が3本以上(約5cm)入るときに、病的なものと考える小児科医もいます。(※1)

X脚なら膝をそろえて立ったとき、足首のあいだにおとなの指が4本以上(約7cm)入るときに、病的なものと考える小児科医もいます。(※1)

また、片方の足だけが曲がっている場合も、病的である可能性があります。

病的なO脚・X脚とは、「Blount病(ブロント病)」や「くる病」、「骨端線障害(こったんせんしょうがい)」、「骨系統疾患」などの可能性があるものであり、これらは自然に治りにくく、治療を必要とします。

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