子育て情報『妊婦の約12%が発症する!? 「妊娠糖尿病」って?』

2017年11月29日 22:30

妊婦の約12%が発症する!? 「妊娠糖尿病」って?

妊婦の約12%が発症する!? 「妊娠糖尿病」って?
source:https://www.shutterstock.com/
妊娠するとママの体には様々な変化があらわれ、妊婦特有のトラブルも発生することがあります。

その中でも特に注意が必要な病気のうちの1つが「妊娠糖尿病」です。

糖尿病は誰でも一度は聞いたことのある病気だと思いますが、妊娠糖尿病との違いはどんなものなのでしょうか。

今回は元助産師で1児の母である筆者が、妊娠糖尿病の症状や原因や、どのような人が妊娠糖尿病になりやすいかなどについてご説明していきます。

妊婦の約12%が発症する!? 「妊娠糖尿病」って?


妊娠糖尿病とは?
妊娠中に初めて発見された糖代謝異常で、すべての妊婦さんのうち約12%が妊娠糖尿病と診断されます。(※1)

妊娠の早い時期に随時血糖を測り、値が高いときには「ブドウ糖負荷試験」をして診断されます。(※2)

ママとお腹の赤ちゃんにはどのような影響があるのかというと、ママが高血糖であると、お腹の赤ちゃんも高血糖になり、さまざまな“合併症”が起こり得ます。

日本産婦人科学会によると、以下のようなリスクが生じるとされています。

・お母さん:妊娠高血圧症候群、羊水量の異常、肩甲難産、網膜症、腎症など

・赤ちゃん:流産、形態異常、巨大児、心臓の肥大、低血糖、多血症、電解質異常、黄疸、胎児死亡など

(妊娠糖尿病 – 日本産婦人科学会)

「妊娠糖尿病」の原因は?
妊婦の約12%が発症する!? 「妊娠糖尿病」って?
source:https://www.shutterstock.com/
では、どのような人が妊娠糖尿病になりやすいのでしょうか?

妊娠糖尿病になりやすいリスクファクターとしては、

1)糖尿病の家族歴、2)肥満、3)35歳以上の高年齢、4)巨大児分娩既往、5)原因不明の習慣流早産歴、6)原因不明の周産期死亡歴、7)先天奇形児の分娩歴、8)強度の尿糖陽性もしくは2回以上反復する尿糖陽性、9)妊娠高血圧症候群、10)羊水過多症

などがあります。

(妊娠糖尿病・妊娠学会HPより)

遺伝的な要素や生活習慣、年齢や妊娠出産歴などが影響することが分かりますね。妊娠糖尿病のスクリーニング(ふるい分け)は、妊娠したら全員受ける必要がありますが、特に当てはまる項目が多い場合は、妊娠する前に異常がないかスクリーニングを受けることが早期発見・早期治療につながります。

「妊娠糖尿病」と診断されたら?
妊娠糖尿病と診断されると、症状の程度に合わせて1日4〜7回の血糖測定を行い、厳密な血糖コントロールを行っていきます。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2019 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.