子育て情報『ギャン泣きで意識を失う!? 「憤怒けいれん」の原因と対処法は?』

2017年11月10日 21:00

ギャン泣きで意識を失う!? 「憤怒けいれん」の原因と対処法は?

ギャン泣きで意識を失う!? 「憤怒けいれん」の原因と対処法は?
source:https://www.shutterstock.com/
1~2歳くらいの子どもで強く泣いたあとに息を止めてしまい、場合によっては意識を失ってしまうような状態になったという経験をお持ちのママはいませんか?

これは「憤怒けいれん」という症状です。

憤怒けいれんは別名「泣き入りひきつけ」、英語ではbreath-holding spells(一時的な息止め)といいます。

憤怒けいれんを初めて経験したママは、強い不安に襲われるでしょう。そこで、今回は小児科医である筆者が、憤怒けいれんについてお伝えします。

ギャン泣きで意識を失う!? 「憤怒けいれん」の原因と対処法は?


「憤怒けいれん」は、どれくらいの年齢の子に起こる?
憤怒けいれんは生後6ヶ月から2~3歳ごろに見られ、全体の半数が生後6~12ヶ月で発症します(※1)。

新生児の発症も報告されていますが、頻度は多くありません。

憤怒けいれんの頻度は、乳幼児の数パーセントと言われています(※1)。

軽症例を含めれば、比較的多い疾患です。

憤怒けいれんの「症状」は?
一般的な症状としては、一時的に呼吸を止める程度です。

全身を反り返らせて白目になるような、いわゆる“けいれん状態”に至るような、とても重症な場合は限られています。

ですので、英語名であるbreath-holding spells(一時的な息止め)のほうが、筆者はしっくりくる名前なのではと感じています。

憤怒けいれんは、痛みや不安などで強く「わーっ!」と泣いて、泣き切ったあとに呼吸が停止します。

このとき、「チアノーゼ」という顔色が悪くなる症状がみられますが、軽い症状であれば短時間でまた泣きだします。

また比較的強い症状であれば意識を失ってしまうことがありますが、すぐに意識は回復します。

重症例であれば強く泣いて呼吸がとまった後、“けいれん”することもあります。

いずれにせよ、一般的にこれらの発作は1分以内におさまります。重症例では1分以上続く場合もありますので、子どもの様子を見守って下さい。

憤怒けいれんの原因は?治るの?
ギャン泣きで意識を失う!? 「憤怒けいれん」の原因と対処法は?
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憤怒けいれんには2つの原因があるとされます。

1つは、強く泣くことで胸腔内圧(きょうくうないあつ)が上昇し、心臓が圧迫されてうまくポンプの機能を果たせなくなり、脳血流が落ちるというもの。

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