子育て情報『【小児科Q&A】「熱性けいれん」救急車を呼ぶのはイツ?5分間でしたいコト』

2017年12月25日 21:15

【小児科Q&A】「熱性けいれん」救急車を呼ぶのはイツ?5分間でしたいコト

【小児科Q&A】「熱性けいれん」救急車を呼ぶのはイツ?5分間でしたいコト
source:https://www.shutterstock.com/
子どもが熱性けいれんを起こしたとき、多くのママが動揺することでしょう。

熱性けいれんの子どもの顔を見ると、目が大きく見開いているのですが、視線は上のほうを見つめており、ほとんど白目になっています。

口からは泡が出ています。顔色はなんとなく白いです。ぴんと伸ばした腕は、やがてがくがくと大きく曲げたり伸ばしたりを繰り返します。

今回は小児科医である筆者が、熱性けいれんのときの対応について書きます。

【小児科Q&A】「熱性けいれん」救急車を呼ぶのはイツ?5分間でしたいコト


けいれんしたら、まずは「時計」を見て!
子どもがけいれんしたら、ママはパニックになるかもしれませんが、それは仕方がないことです。

ですが、まずは落ち着いて、時計を見ましょう。子どもがけいれんしたときは、5分間の観察が大切です。

8割以上のお子さんで、けいれんは5分未満に自然に止まります(※1)。

ただし、ママがあわてているときは、1分が5分程度に感じてしまうことがあります。正確なけいれん時間が分からなくなってしまうと、その後の対応にも影響が出てしまいます。

とにかく落ち着いて、時間を確認しましょう。

5分間にして欲しいことは?
けいれんしている子どもは、よく口から泡が出たり、吐いてしまったりします。体と顔を横に向けてあげると吐いたものがのどに詰まりにくくなります。

まれに、舌を噛まないようにと口の中にハンカチを詰める人がいますが、窒息の原因になるのでやめてください。

また、たくさん服を着てるときは、上着を緩めてあげると呼吸がしやすくなります。

顔色や目の向き、手足の動かし方に左右差がないかなどは大切な情報ですので、けいれん中の子どもの様子をしっかり観察することも大事です。

けいれんしたら「救急車」を呼んだ方がいいの?
【小児科Q&A】「熱性けいれん」救急車を呼ぶのはイツ?5分間でしたいコト
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5分観察してもけいれんが治まらない場合は、救急車を呼ぶべきです。

なぜなら、5分以上続くけいれんは「けいれん重積」という薬物治療を行わなければ治まらないけいれんに移行する可能性があるからです(※1)。しかし前述した通り、8割以上の子どもが5分以内にけいれんが止まります。5分間の観察中にけいれんが治まれば、自家用車での医療機関受診でかまいません。

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