子育て情報『貧血気味の人は要注意!「分娩時の出血量」は月経時の約5倍!?』

貧血気味の人は要注意!「分娩時の出血量」は月経時の約5倍!?

2018年2月9日 22:00
 

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貧血気味の人は要注意!「分娩時の出血量」は月経時の約5倍!?
source:https://www.shutterstock.com/
お産の時に心配になるのが、出血です。

「お産の時出血が多くて大変だった!お産の後、貧血で辛かった!」という話を聞いたことはありませんか?

実は、お産の時の出血は、約300人に1人の割合で、生命に危険が及ぶような出血が起こると言われています。(※1)

そのため、産科で働くスタッフも出産時の出血に備え、いつでも急変に対応できるように準備・対策をしています。

今回は、助産師の筆者がこれまでの経験を元にお産の時の出血量は?貧血とは?貧血の対策方法についてお伝えします。

貧血気味の人は要注意!「分娩時の出血量」は月経時の約5倍!?


▼分娩時の出血量ってどのくらい?

個人差はありますが、通常のお産では大体800ml前後、帝王切開の場合は1500ml程度の出血が出ると言われています。(※1)

女性の月経時の出血は120~140ml程度(大体コップ一杯弱)ですので、出産時はおおよそ5倍近くの出血を伴います。

著者の助産師での経験としては、分娩時の出血は少ない方では100ml以下の方もいましたが、多い方では3リットル以上におよぶこともあり、輸血や手術が必要になるケースもありました。

関連記事:生理の経血「量が多い・少ない」の違い、妊娠との関係性って?

▼お産の時、出血はどうして起こるの?

貧血気味の人は要注意!「分娩時の出血量」は月経時の約5倍!?
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お産の時の出血は、大まかに分けると2つの原因によって出血が起こります。

(1)胎盤部からの出血

赤ちゃんとママをつないでいた“胎盤(たいばん)”は、血流が豊富でたくさんの血管を通じて血液が流れています。

赤ちゃんが生まれて、その次に胎盤が剥がれる際、何らかの理由で、子宮の収縮が働かない場合などに多量に出血することがあります。

(2)産道からの出血

赤ちゃんが産道を通る際に、一気にお産が進行して、子宮の入り口や膣(ちつ)や会陰(えいん)などで損傷が起こり出血することがあります。

また、出血が多くなりやすいリスクとして前置胎盤・子宮筋腫・羊水過多・多胎・急激な分娩の進行・微弱陣痛・分娩遷延……などが挙げられます。関連記事:生理の経血「色の濃さ」の違い、気をつけたい症状って?

▼お産の出血に備えて「貧血」の改善をしておこう!

お産の時の出血に備えて、妊娠中貧血がある場合はしっかり改善しておくことが大切です。

●4人に1人の妊婦さんが貧血傾向

妊娠中に、貧血の状態がわかる検査データーが、Hb(ヘモグロビン)です。Hbは、血液中で酸素の運搬などをしているたんぱく質の一種です。妊娠中のHbは、11.0g/dl未満で、貧血と言われています。

妊娠中は、赤ちゃんの成長に伴い、赤ちゃんへの血液量の確保で血液量が増えますが、Hbなどの赤血球の増加が他の血しょうなどの増加より少ないため、血液全体が薄められている「水血症」と言われる状態となり、全妊婦さんの20%が貧血傾向にあります。(※1)

●貧血の症状は?

貧血の症状は、顔色が悪い・疲れやすい・動機・めまい・息切れ・頭痛・氷などを食べたくなりますが、なかには“無症状”の方もいます。

自分で貧血の程度を観察するには、「目をあっかんベー」をして、眼瞼(まぶた)の結膜をみてみましょう。

赤い編み目のような毛細血管が見えます。ここが白っぽかったら貧血が進んでいる可能性があります。(※1)

関連記事:命にかかわる!? 妊娠中の立ちくらみ・めまいを「放置すべきでない」理由

▼妊婦さんにおすすめの「貧血対策」2つ

(1)フローラディクス

妊娠中は、妊娠前の鉄の摂取量に比べて2倍近くの鉄分が必要となります。

食生活での貧血対策として“鉄”を多く含む食材に、ほうれん草・小松菜・納豆・アサリなどがありますが、なかなか食事の摂取だけで難しい方は“サプリ”での摂取も良いでしょう。

著者のおすすめの鉄の栄養機能食品は、ドイツ生まれのハーブエキス『フローラディクス Floradix』です。

貧血気味の人は要注意!「分娩時の出血量」は月経時の約5倍!?
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著者も妊娠中・産後もこれを飲み、妊娠期間中ずっと貧血もなく、分娩時の出血も少量で経過できました。

(2)お灸

助産師であり鍼灸師の筆者の経験上、お灸は熱による刺激などで血の巡りがよくなり、造血作用が促進される仕組みもあり、貧血の改善にも働きますのでオススメです。 

妊娠期間は、ママにとって“お産にむけてのこころとからだの準備時間”にもなります。

お産は、出血などの危険も伴いますが、妊娠中のからだと向き合い、からだを整えることで対策できることも多くあります。

からだに負担の少ない出産となるよう、まずは貧血の改善から取り組んでみてくださいね。

【参考・画像】
※1 病気がみえる vol.10: 産科 – メディックメディア
※ 貧血 – 佐野内科ハートクリニック
※ 産婦人科・新生児血液Q&A「Q1-4. 妊婦貧血とはどんな病気ですか?」 – 日本産婦人科・新生児血液学会
※ 徹底図解 東洋医学のしくみ – 気・血・津液から鍼灸、漢方治療まで
※ フローラディクス – グリーンフラスコオンラインショッピング
※  Nasimi Babaev、 LightField Studios/ Shutterstock

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