子育て情報『【助産師に聞いた】どうする?母乳育児中の「内服薬」』

【助産師に聞いた】どうする?母乳育児中の「内服薬」

2018年2月13日 21:30
 

目次

・▼お薬を飲むとどのくらい母乳に影響が出てしまう?
・▼日常的なお薬は大丈夫
・▼「母乳を続けたい」と伝えることが大切
・▼授乳中のお薬を調べられるように
【助産師に聞いた】どうする?母乳育児中の「内服薬」
source:http://www.shutterstock.com/
病院でお薬を処方されるときに、「授乳中は飲んだ薬が赤ちゃんに影響するから、しばらく母乳をやめてください」と言われることがあります。

具体的にどのお薬がどのくらい影響するのでしょうか。

本当に授乳中は一切お薬を飲んではいけないのでしょうか。

助産師である筆者が、これまでの経験と書籍を確認し、安心して授乳を続けるにはどのようにしたらよいのかをお伝えします。

【助産師に聞いた】どうする?母乳育児中の「内服薬」


▼お薬を飲むとどのくらい母乳に影響が出てしまう?

じつは母乳にお薬が移行するのはママが飲んだ量の1%程度にすぎず、ほとんど影響がない量しか分泌しないことが分かっています(※1)。

赤ちゃんが予定日よりかなり早く生まれた場合は、薬を処理することができないことがあるため、内服を控えたほうがよいこともあります。

しかしこれは生まれた直後だけであって、体重が増えていけば薬の影響は少なくなり、離乳食を食べるころになれば、ママが内服しながら授乳しても影響はほぼありません。

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▼日常的なお薬は大丈夫

【助産師に聞いた】どうする?母乳育児中の「内服薬」
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日常的に内服する可能性がある、風邪薬・痛み止め・胃薬のようなお薬は、授乳中でも差し支えないと考えてよいようです。

でも、授乳中は控えたほうが良いお薬もあります。

具体的には(1)抗がん剤(2)放射線物質(3)精神神経疾患用の薬(長期間内に内服する場合)です。

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▼「母乳を続けたい」と伝えることが大切

お薬を処方されるときには「母乳育児を続けたい」とお伝えすることをおすすめします。

薬が必要な場合は、赤ちゃんに影響の少ないお薬に変えてくれることもあります。

しかし残念なことに、「授乳中に安全な薬はないから授乳をやめるように」と、母乳に理解を示してくれない医師も存在します。そのように言われたときは、病院を変えることも選択肢のひとつ。母乳に理解のある先生は必ずいらっしゃいます。

小児科医の水野克己先生が、書籍で書かれていた言葉(※1)を引用します。

ほとんどの薬は授乳しても差し支えないと考えられます。とはいえ、わが国の医療現場では「授乳中のお母さんに対してほとんどの薬は処方してはならない」

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