子育て情報『診断結果は「稽留流産」~赤ちゃんへの手紙~【不育症シリーズ#2】』

2018年3月20日 22:00

診断結果は「稽留流産」~赤ちゃんへの手紙~【不育症シリーズ#2】

目次

・▼最後まで捨てきれない希望…
・▼複雑な気持ちのまま、手術の日程が決まる
・▼赤ちゃんへ「お別れの手紙」を書くことに…
診断結果は「稽留流産」~赤ちゃんへの手紙~【不育症シリーズ#2】
source:http://www.shutterstock.com/
妊娠はできるけれども、流産や死産を繰り返してしまうことを「不育症」と呼びます。

2度の流産・子宮内掻爬(しきゅうないそうは)手術を経験し、「不育症」と診断された過去をもつ保育士の筆者が、不育症について自身の体験エピソードをもとにお伝えしてく連載第2回目、今回は“赤ちゃんへの手紙”です。

診断結果は「稽留流産」~赤ちゃんへの手紙~【不育症シリーズ#2】


▼最後まで捨てきれない希望…

「稽留(けいりゅう)流産で間違いないでしょう……。」

別の産院でも診てもらい、診断が確定されました。

なにせ自分の体には何も症状がないために、もしかしたら、エコーの角度や性能差で写らないだけでは?本当は赤ちゃんは生きてるんじゃないか?という思いが最後まで捨てきれませんでした。

2度くらい念を押して先生に聞いてみましたが、

「これから赤ちゃんが見えてくる、ということはまずないでしょう。」

という回答でした。

なかには、数日後に「間違いだった!」という方も少数いらっしゃるようですが、私の場合、通常は丸い形の胎のう(赤ちゃんを育てる袋)がグニャリと歪んだ形に変わってきていたため、流産は確実だと説明を受けました。

関連記事: 「不育症」って知ってる?~繰り返す流産~【不育症シリーズ #1】

▼複雑な気持ちのまま、手術の日程が決まる

診断結果は「稽留流産」~赤ちゃんへの手紙~【不育症シリーズ#2】
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このまま、自然に流産へと進行していくかもしれませんでしたが、それがいつになるかわからないので、母体への負担やリスクを考えて手術が決まりました。

「今回はたまたま弱い受精卵だった」

「流産は平均して15%の確率で起きるため、珍しいことではない」

「逆に言えば、これで妊娠は出来るとわかったわけですから」

「次の妊娠に向けて、子宮をキレイにしましょう」

先生たちは丁寧に、優しく、説明してくださいました。

頭では納得するのですが、気持ちが追い付いていきません。

心の中では……

「弱い受精卵というけど、私にとっては大切な赤ちゃんでした」

「珍しくないことはわかったけど、当事者になった以上、確率なんて無意味です」

「これで妊娠できるとわかったって、実験的に妊娠したわけではありません」

「キレイにって……!赤ちゃんはゴミじゃありません!」

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