子育て情報『陣痛が軽くなるって本当?「水中分娩」のメリット・デメリット』

陣痛が軽くなるって本当?「水中分娩」のメリット・デメリット

2018年3月30日 21:00
 

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source:https://www.shutterstock.com/
一昔前は、病院の分娩台で仰向けで出産するというスタイルが当たり前だったかもしれません。

しかし今はアクティブバースと言って、ママが楽な姿勢を探り自由に動きながら赤ちゃんの誕生を迎えるような、枠にとらわれない様々な出産法が可能となっています。

中でも水中分娩は、水の浮力や温かい温度により陣痛が和らぐと言われています。

筆者は2人の子どもを、その水中分娩によって出産しました。その経験から、詳しく水中分娩についてお伝えしたいと思います。



▼水中分娩ってどんなもの?費用や予約は?

水中分娩とは?
水中分娩は、一人用の浴槽に38度程度のお湯を溜めて、その中で出産するというスタイルです。

水の中ではどんな姿勢をとっても大丈夫ですが、赤ちゃんの頭が出る段階では必ずお尻が水に浸かっていないといけません。

筆者の場合は、体が熱くなってきたら立ち上がって湯冷ましをするなどしていました。たまに立った方が、赤ちゃんが降りてくる感覚を強く感じました。

 

水中分娩の費用ってどのくらい?
水中分娩は、産院によって料金設定は違いますが、筆者の産院では通常の自然分娩の+25,000円でした。

また、事前に医師の許可証をもらう必要があったため、早い段階で申請をしていました。

 

予約は難しいの?
「水中分娩は人気だから、すぐに予約でいっぱいになる?」と心配になるかもしれませんが、実は水中を希望していても、実際に水中で産めるケースはとても少ないようです。

早産の場合はもちろん、臨月であっても陣痛が始まる前に破水した場合などは水中では産めなくなります。

また、お産の経過で、進行が遅い場合に促進剤を使用する場合にもNGになりますし、その他何かしらトラブルがあると水中分娩ができなくなる可能性があります。

筆者が通っていた産院では多い時は1日10件程度のお産があるそうですが、水中で実際に産む人は月に1人程度だと助産師さんに聞きました。

 

▼水中分娩のメリット・デメリットは?

source:https://www.shutterstock.com/水中分娩のメリット
まずメリットの大きなポイントは“陣痛が和らぐ”というところです。

筆者は子ども二人とも水中で産んだので通常の分娩と比較ができませんが、水中分娩の場合は子宮口が全開程度になった時に水の中に入るため、陣痛の最終段階までを普通に外で過ごします。

その後、温かい浴槽の中に入った時にはとても体が緩んで、陣痛の痛みが一気に楽になりました。浮力があるので姿勢を変えることも簡単ですし、その姿勢をキープすることも通常よりも楽です。

赤ちゃんの頭が出てくると、ママは赤ちゃんの頭を自分で触ることもできます。「一緒に頑張ろうね」と、赤ちゃんと一体となれる感覚が、とても素晴らしかったです。

そして、最後はママが自分で赤ちゃんを取り上げて、1番始めに胸に抱くことができるのも感動的です(もちろん助産師さんもサポートしてくれます)。

1人目も2人目も、お産の1番の記憶はそのシーンで、とても満足できる一生忘れたくない出産になりました。

 

水中分娩のデメリット
さて、そんな素晴らしい水中分娩もデメリットになり得ることもあります。

筆者が思うデメリットは、最後の最後まで水中で産めるか分からないという点です。

お産が近づくにつれてイメージトレーニングをしていきたいところですが、当日までに「私は水中で絶対に産むんだ」と思っていても、水中分娩が出来なくなるケースも多々あります。

先程紹介したように、陣痛よりも先に破水するケースも多いようです。

そんな時に、自分がイメージしてきたものと違うスタイルでの出産になると、けっこう動揺してしまいます。

また、ずっとお湯に浸かっているのでママがのぼせてしまうこともありますし、赤ちゃんが熱くて心拍が上がってしまうこともあります。

施設の衛生管理がきちんと出来ていて、助産師さんも水中分娩の知識や経験があれば、他にデメリットは無いかと思います。

やはり最も大切なことは、母子共に無事に、健康に出産を終えることですので、最後まで水中分娩にこだわりすぎないことが重要ではないかと思います。

 

水中分娩は体の負担も減り、赤ちゃんを1番に抱き上げることもできるため、とてもおすすめです。しかし、まだまだ水中分娩をできる産院は少なく、それにお産の進行が最後まで全て順調でないと出来ない可能性があります。

水中分娩を選択しても、最後までどうなるか分からないという点をきちんと理解して、ママと赤ちゃんが1番健康な状態でお産を終えることを1番の目標にすることが大切ですね。

 

【参考・画像】
※ A3pfamily,ChameleonsEye / Shutterstock

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