子育て情報『2人目の命~小さな出産~【不育症シリーズ #5】』

2018年5月1日 22:00

2人目の命~小さな出産~【不育症シリーズ #5】

目次

・▼2人目の命を授かる
・▼小さな出産
・▼再び悲しい結果に
2人目の命~小さな出産~【不育症シリーズ #5】
source:http://www.shutterstock.com/
妊娠はできるけれども、流産や死産を繰り返してしまうことを「不育症」と呼びます。

2度の流産・子宮内掻爬(しきゅうないそうは)手術を経験し、「不育症」と診断された過去をもつ保育士の筆者が、不育症について自身の体験エピソードをもとにお伝えしてく連載第5回目。

今回は“2人目の命~小さな出産~”です。

2人目の命~小さな出産~【不育症シリーズ #5】


▼2人目の命を授かる

手術から数ヶ月後、なんと、新しい命がきてくれました。

「今度こそ無事に育って欲しい」とドキドキしながら、あれこれ考えすぎないようにと心がけました。

妊娠7週と思われる頃、少量でしたが出血が!!かなりあわてて産婦人科へ駆け込みましたが、赤ちゃんは順調。そして、チカチカと可愛く光る小さな小さな鼓動を見ることができました。

前回の妊娠では確認することができなかった心拍。夫婦で心から感激し、安心しました。

「大丈夫、赤ちゃんは頑張ってる!赤ちゃんを信じよう!」

出血は様子を見ることになり、帰宅してとにかく安静にしようと努めました。

▼小さな出産

……あっという間のことでした。

心拍確認から2日後、出血が増え、腹痛が出てきました。すぐに診察にいきましたが、初期の流産を防ぐことはできません。

2人目の命~小さな出産~【不育症シリーズ #5】
source:http://www.shutterstock.com/
「もし血の塊が出てしまっても慌てないでね」「深夜に来られても何もできないから、診察時間内に来てね」と念を押されてしまいました。

夫は「まだ、わからないよ」と励ましてくれましたが、もう希望を持つことも辛い。

まだお腹にいてくれている赤ちゃんを思うと、母親の自分が諦めたらいけないと思うのですが…

「どうしてなのか、また何も出来ないのか……。」

頭の中はパニック状態でした。

そして、いよいよ腹痛も強くなり、呼吸も荒くなり、トイレに籠って自分のことでいっぱいいっぱいになってきた頃、塊がツルンと出たのがわかりました。 
割れそうに痛かった腰がスッと楽になったので、今思い返すと、あれはまさに小さな出産だったのだと思います。

「もしかしたら……」と思いつつも確信が持てなかった当時は、トイレでしばらく考え、何度も何度も謝って、手を合わせて、流してしまったのでした。

再びエコーでの診察。赤ちゃんはいなくなっていました。

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