子育て情報『「妊娠が怖い」~子を持たない人生を考える~【不育症シリーズ #6】』

2018年5月8日 22:00

「妊娠が怖い」~子を持たない人生を考える~【不育症シリーズ #6】

目次

・▼半年に2度の流産…夫婦生活・妊娠が「怖い」
・▼人と会うのも苦痛に…
・▼人生における「この経験の意味」とは?
「妊娠が怖い」~子を持たない人生を考える~【不育症シリーズ #6】
source:http://www.shutterstock.com/
妊娠はできるけれども、流産や死産を繰り返してしまうことを「不育症」と呼びます。

2度の流産・子宮内掻爬(しきゅうないそうは)手術を経験し、「不育症」と診断された過去をもつ保育士の筆者が、不育症について自身の体験エピソードをもとにお伝えしてく連載第6回目。

今回は“妊娠が怖い”です。

「妊娠が怖い」~子を持たない人生を考える~【不育症シリーズ #6】


▼半年に2度の流産…夫婦生活・妊娠が「怖い」

半年足らずの間に2度の流産。ぬくぬく育ってきた私にとって、確実に人生1番の地獄をみました。

流産後は、だいたい生理を2回程見送ったら妊活を再開して良い、と言われますが、今回は、反復流産後(2度の流産後)ということもあり、3回は見送ることにしました。

しかし、見送る間も「なんで?どうして?」が止まらず、「やっぱり私の身体がいけないんじゃないか?」という不安が消えませんでした。

「妊娠が怖い」~子を持たない人生を考える~【不育症シリーズ #6】
source:http://www.shutterstock.com/
妊娠することは、また赤ちゃんを殺してしまうことになるんじゃないか?

私は赤ちゃんを元気にこの世に産んであげることが出来ない人間なんじゃないか?

「また手術をすることになったらどうしよう。」

もう、夫婦生活自体が“赤ちゃんの死”と結び付いて、全くそんな気になれない。

怖くて怖くて、とても再開する気にはなれませんでした。

▼人と会うのも苦痛に…

筆者はどちらかというと、なんでも人に話したくなるタイプです。大抵のことは話して共感してもらって、すっきりできます。

でもこの件に限っては、

話すことで相手にどんな気づかいをさせてしまうか……。

自分自身も話すと泣き出してしまいそう……。

せっかく会える友だちとの時間を重たい雰囲気にしてしまいたくない……。

などという想いから、人に話せない苦しみを初めて味わいました。

そして、無理に明るくしているのも辛くて、人と会うことが嫌になりました。

1人で出掛けるのも好きなのですが、妊婦さんや赤ちゃんを連れた方を見ると、嫉妬や自分の惨めさがチリチリと沸き上がって止まらなくなってしまうので、外出も最低限にしました。 

▼人生における「この経験の意味」とは?

よく見聞きしたのは、

人生に無駄なことなどない

神様は、乗り越えられる人にしか試練を与えない

赤ちゃんは、お母さんを選んで来てくれた

最初は、きっとこの経験は意味のあるものなんだと思うようにしていましたが、だんだん日が経つにつれて冷静になり、「こんなに悲しくて辛い経験をしない人もいる。

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