子育て情報『マイナス1歳からスタート!赤ちゃんのお口のためにしたい生活習慣って?』

マイナス1歳からスタート!赤ちゃんのお口のためにしたい生活習慣って?

2018年5月28日 21:00
 

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マイナス1歳からスタート!赤ちゃんのお口のためにしたい生活習慣って?
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赤ちゃんに歯が生えてくるのは生まれてから6ヶ月くらいたってからです。

では赤ちゃんの歯はいつ頃できてくるのでしょうか?

お腹の中にいる赤ちゃんのお口はどんな風に育っているのでしょうか。そう考えるだけでも不思議ですよね。赤ちゃんの健康なお口のために、実は妊活中から準備しておきたいことがあるのです。

今回はママ歯科医である筆者が「マイナス1歳からスタートする赤ちゃんのお口のために知っておきたいこと」をお伝えします。

マイナス1歳からスタート!赤ちゃんのお口のためにしたい生活習慣って?


▼Q.赤ちゃんの歯(乳歯)はいつ頃から作られ始めるでしょうか?

生まれる前?生まれた後?

A.生まれる前が良いでしょう

赤ちゃんの乳歯は生まれる前、妊娠7〜10週頃から乳歯の“歯のもと(歯胚)”が作られ始めます(※1)。この頃の赤ちゃんは11ミリくらい(※2)。とても小さな時期からもう乳歯の準備が始まっています。

妊娠4〜5週くらいから“歯のもと”にカルシウムやリンがついて硬くなり始め(石灰化)、だんだんと歯の形になっていきます(※1)。

永久歯は妊娠4〜5ヶ月ころから歯のもと(歯胚)が作られ始めます。(※2)

▼Q.お腹の中の赤ちゃんのお口や歯のためにどんな栄養をとればよいの?

A.1日3食、バランスのよい食事を心かけましょう。

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産婦人科でのアドバイスや母子健康手帳の「妊娠中と産後の食事」のページを参考にするとよいでしょう(※3)。

赤ちゃんの骨や歯をじょうぶにするためには、カルシウム、たんぱく質、リン、ビタミンA・C・Dなどの栄養素を含む食品をバランス良く食べることが大切です(※3)。

また、「葉酸」は妊娠中はもちろん、妊活中からぜひ摂取したいビタミンBの仲間です。二分脊椎などの神経管閉鎖障害のリスクを減らすためには、特に妊娠前から妊娠初期の葉酸の摂取が重要と言われています(※3)。

(神経管閉鎖障害とは、妊娠初期に脳や脊髄のもとになる神経管がうまく形成されないことによって起こる神経の障害です。(※3)

さらには葉酸が不足すると、赤ちゃんの口蓋裂や低出生体重などの原因になることもあると言われています(※4)。

葉酸は緑黄色野菜やいちご、納豆などに多く含まれています。サプリメントもありますので、必要かどうか産婦人科で相談してみるとよいでしょう。

▼Q.マイナス1歳から赤ちゃんのお口のために気をつけることは?

A.妊活を考えたときから、将来の赤ちゃんのために定期的な歯科健診を受けましょう。

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近年、歯周病と早産や低出生体重児との関係が報告されています(※5)。母子健康手帳の「妊娠中と産後の歯の状態」のページにも「歯周病は早産等の原因となることがあるので注意し、歯科医師に相談しましょう」と記されています(※3)。

「低出生体重児」とは、生まれた時の体重が2500g未満の赤ちゃんをいいます(※4)。低出生体重児は、様々な合併症を起こしやすく、将来的にも肥満や高血圧などメタボリックシンドロームになりやすいとの報告もあります(※6)。

妊活を考えたときから、ぜひご自身のお口の中の状態をチェックしましょう。そして妊活中、妊娠中を通して、歯科健診を受け、必要なむし歯や歯周病の予防・治療を行なっていきましょう。

マイナス1歳からのママのお口のケアは、赤ちゃんの健康を守ることにつながります。

【参考・画像】
※1 妊娠時の歯やお口のケア – 歯とお口のことなら何でもわかるテーマパーク8020
※2 ムシ歯のおこるしくみ – SUNSTAR
※3 母子健康手帳について – 厚生労働省
※4 新版 安心すこやか妊娠・出産ガイド: 妊娠・出産のすべてがこの1冊でわかる- メディカ出版; 新版
※5 Mouth & Body PLAZAーM&Bスクール – SUNSTAR
※6 坂本 治美ら「妊娠期の歯周状態と低体重児出産のリスクに関する観察研究」口腔衛生会誌 J Dent Hlth 66: 322–327, 2016
※ GOLFX、Ann Haritonenko、Stasique / Shutterstock

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