子育て情報『【育児ウツ】絶望からの生還~妻の愛、子の笑顔~#04』

2018年5月11日 21:45

【育児ウツ】絶望からの生還~妻の愛、子の笑顔~#04

目次

・▼育児ウツの原因
・▼押し寄せる自己嫌悪
・▼妻への手紙
・▼本当に欲しいもの
【育児ウツ】絶望からの生還~妻の愛、子の笑顔~#04
source:https://www.shutterstock.com/
39歳で妊活をはじめ3年の不妊治療の末、子どもを授かった。42歳でパパになれたのだ。それは奇跡の子だった。なんてかわいい男の子、世界は一変し、俺は育児に没頭した。

子育てコラムを連載するなど、いっぱしの子煩悩パパとして知られるようになった。

それが3歳半を過ぎたころ、再び世界は一変した。子どもをかわいいとまったく感じなくなってしまったのだ。むしろ憎い。キャッキャと笑う声さえ不快で、耳をふさいだ。俺は突然、育児ウツになってしまったのだ。

【育児ウツ】絶望からの生還~妻の愛、子の笑顔~#04


▼育児ウツの原因

原因はわかっている。

当時寝る間もないほど仕事に忙殺され、しかもその仕事がまったく上手くいっていなかった。くわえて僕は結婚以来13年間、すべての家事を担当する兼業主夫でもある。

だから仕事に殺されかけながらも、家事はすべてこなした。プラス育児。子どもの笑顔に癒されたいところだが、3歳児くんは強烈なイヤイヤ期の真っただ中。

一緒に遊んでもすぐに機嫌が悪くなり、理不尽に怒り出す。成長過程のひとつとはいえ、当時の俺にそれを受け止めるキャパはなかった。

仕事・家事・育児。これを人を「ワンオペ」と呼ぶのだろうが、当時の自分にそんな被害者意識はなく、むしろ「全部やらなきゃ」「全部こなして当たり前」と、自分を厳しく律した。

▼押し寄せる自己嫌悪

【育児ウツ】絶望からの生還~妻の愛、子の笑顔~#04
source:https://www.shutterstock.com/
自分を追い込むほどに育児ウツは俺を蝕み、ある日、当然、俺を壊した。

「テメエとなんて遊ばねえよ!」

「俺、お前が嫌い!」

3歳の息子に、こう吐き捨てる日々。頭をはたく、こずく、胸ぐらをつかんで全身を揺らす。妻の後ろに隠れて怯える息子。家のなかの空気は地獄。

とにかく、妻と息子が憎い。という感情のあとに押し寄せる自己嫌悪。

詰んだ、終わった、家族終了~~!

結婚して13年、子どもが生まれて3年、何かを壊すなんて一瞬だ。家族壊すにゃ刃物は要らぬ、育児ウツだけあればいいーー。その晩、俺は妻に手紙を書いた。

▼妻への手紙

しばらく子育てをやめます。

今のままだと誰も幸せになれないので、やめます。

日々のイライラが止まらず、たぶんウツの一歩手前です。

なので、いったん、家のこと、子どものこと、全部やめます。

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