子育て情報『【育児ウツ】絶望からの生還~妻の愛、子の笑顔~#04』

2018年5月11日 21:45

【育児ウツ】絶望からの生還~妻の愛、子の笑顔~#04

たぶん、ぼくはもう売れないと思います。仕事がまったく上手くいきません。

そのことが心をどんどん潰していきます。もう耐えられないところまできています。

そのうえ、家のこと、子どものこと、できません。

なので、いったん逃げます。やめます。逃げます。

ごめんね。戻ってこれるかわからないけど、さようなら。

(原文ママ)

【育児ウツ】絶望からの生還~妻の愛、子の笑顔~#04
妻へ送った手紙の一部
翌日から、朝夕の保育園の送り迎え、子どもとのお風呂、夕飯後の遊び、掃除、洗濯、炊事と一切の家事・育児をやめた。

その次の日、妻から返信があった。

おはよう。

いろいろ教えてくれてありがとう。

私はいつも通り待っています。

いつも通り、ずーっと待っています。

またお手紙書くね。

すべての家事・育児を押し付けられるかたちになったのに、妻は「教えてくれてありがとう」と言ってくれた。

あんなに息子を傷つけた俺に対して、「父親失格」の烙印を押すのではなく、心配してくれていたのだ。驚いた。

そして朝、子どもを保育園に送ることもやめた俺に、こう言った。「ゆっくり休んでね」。

自分は会社に行く前に慌ただしく保育園に連れて行かなければいけないのに、それを拒否し、ただただ寝ている俺に「ゆっくり休んでね」と。

彼女は俺を怒ってない、否定してない、ただ心配してくれている。これには相当助けられた。

▼本当に欲しいもの

【育児ウツ】絶望からの生還~妻の愛、子の笑顔~#04
source:https://www.shutterstock.com/
そして「全部やめます」宣言をしたら、肩の荷がふあっと降りたというか、心がずいぶんと軽くなったのだ。

紙に自分の気持ちを書き妻に伝えただけで、すべての手かせ足かせが取れ、一気に自由になれた気がした。それもこれも「全部やめます」宣言しても、「わかりました」とやさしく受け入れてくれた妻がいてくれたからだった。

それまでは、どこか義務感で家事・育児すべてをひとりでやろうと思っていたのだ。義務感や意地だけで子どもと接していたって、そんなのは楽しいはずがない。

そして1週間ほどすべての家事・育児から解放され自由を満喫していたら、今度は「子どもと遊びたい」という思いが心の底から沸々と湧き上がってきたのだ。

すべてを捨てたからこそ、本当に欲しいものがわかったのだ。仕事ではない、自由に子育てする権利を手に入れたというか、単純にーーおれ、あいつが好き。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2019 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.