子育て情報『寝ない子の脳は発達が悪くなる!? 子どもの睡眠不足がかなり危険な理由』

2020年7月9日 07:02

寝ない子の脳は発達が悪くなる!? 子どもの睡眠不足がかなり危険な理由

さらには、記憶の定着ができずに学力を低下させるだけではなく、感情のコントロールが難しくなるなど心への影響も危惧されています。


昌仁醫修会瀬川記念小児神経学クリニック理事長の星野恭子先生は、「夜型の幼児は攻撃性が高く、不注意が多い。夜型の5歳児は三角形がかけない」と話しています。このように、睡眠が不足すると、心にも影響がおよびます。小さな子どもが、コントロールのきかない感情を抱え、心を痛めてしまうのです。

(引用元:STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|当てはまったら要注意!睡眠不足な子どもが出しているサインとは?)

この記事では、寝不足な子どもたちが出しているいくつかの “サイン” について解説しています。どれも子どもたちによく見られる行動・様子ですが、もしかしたら睡眠不足が引き起こしている問題かもしれません。

ひとつは「自己肯定感が低い、イライラしている」様子。
常にイライラしていたり、「どうせ自分なんか」などと投げやりな発言をしたりしていませんか?睡眠不足の子どもは自己肯定感が低いという調査結果もあることから、良質な睡眠がいかに子どもの心を豊かに育むかがわかると思います。

また、意外にも「何事にもまじめに、一生懸命取り組む頑張り屋さん」も睡眠不足が影響してる可能性があります。習い事や塾などで忙しい毎日を過ごす子どもは多く、睡眠時間を削ってまですべてをこなそうとするのはとても危険です。お子さんの変化に気づいたら、就寝時間を調整したり、心地よい眠りにつける工夫をしてあげたりしましょう。

「睡眠」おすすめ記事4

■寝るのが遅いと自己肯定感が下がる。デメリットだらけの「子どもの睡眠不足」

睡眠まとめ05


みなさんご存じのように、睡眠は脳の発達に大きな影響を与えます。それは学力にも直結するため、小さいうちからしっかりとした睡眠習慣を身につけることは、お子さんの将来を左右すると言っても過言ではないでしょう。明治薬科大学准教授の駒田陽子先生は、学力だけではなく、睡眠と心の成長の関係についても指摘しています。



(前略)睡眠不足になると記憶力が悪くなるばかりか、楽しいことに関する記憶が減ってしまいます。一方で、嫌な記憶はあまり減っていきません。さらに、就寝が遅いと「自分のことが好き」と答える割合が低くなり、自己肯定感にも影響するという調査報告もあります。

(引用元:STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|寝るのが遅いと自己肯定感が下がる。

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