子育て情報『なぜ子どもは急に不機嫌になるの? その答えはアドラーの「不適切な行動の5段階」にある』

2020年10月5日 09:17

なぜ子どもは急に不機嫌になるの? その答えはアドラーの「不適切な行動の5段階」にある

目次

・子どもの “困った行動” を解明するアドラー心理学
・子どもの問題行動がエスカレートする理由
・子どもの困った行動への対処法
なぜ子どもは急に不機嫌になるの? その答えはアドラーの「不適切な行動の5段階」にある

ちょっとしたことですぐに機嫌が悪くなり、怒ったりすねたりするお子さんの対応にお悩みではないですか?もしかしたら、親の何気ない言動や対応の仕方が、お子さんの “困った行動” を引き起こしているかもしれません。

今回は、アドラー心理学に基づいた「子どもの問題行動(不適切な行動)」について解説していきましょう。

子どもの “困った行動” を解明するアドラー心理学

たとえば次のようなケース、子育てをしていたらよくありますよね。

下の子のお世話で忙しいときにかぎって、上の子が「見て見て!」「聞いて聞いて!」と話しかけてくる。大した内容ではなさそうなので、軽く聞き流していたらプイッとすねてしまったーー。

バタバタしているときに「あれやって」「これやって」と甘えてくるわが子に、「自分でできるでしょ!」「いいかげんにして!」と叱ったら怒って大泣きしてしまったーー。

こういった反抗的な態度や行動は、その瞬間の親御さんの言葉に反応しただけだと思っていませんか?しかし多くの場合、「親が叱ったから子どもの機嫌が悪くなった」という単純な話ではなく、叱らなくなったからといってすぐに解決する問題でもないのです。

では、なぜ子どもたちは、ちょっとしたことですねたりいじけたりしてしまうのでしょう。そのヒントは、あの有名なアドラー心理学によって解き明かされています。アドラーによると、子どもの問題行動(不適切な行動)は、徐々に段階を踏んでエスカレートしていくそうです。

アドラー問題行動の5段階02


子どもの問題行動がエスカレートする理由

みなさんが問題だと感じる子どもの困った行動は、アドラー心理学では「不適切な行動」と表現しています。金沢学院大学人間健康学部スポーツ健康学科の高賢一教授は、「適切な行為をしていても認められない子どもは、なんとか別の方法で注目を集めるような行動を始める。それが、問題行動に代表される不適切な行動である」と説明しています。

たとえば、お手伝いをしたり勉強を頑張ったりしても親があまりほめてくれず、不満を抱いている子がいるとします。おそらく親は、「うちの子は手がかからなくて助かるわ」と、わが子がいい子でいることを “当たり前” だと感じているのでしょう。しかし、しだいに子どもは「認められたい」「無視されるくらいなら注意されても叱られてもいい」と思うようになり、問題行動=不適切な行動をとるケースも少なくないというのです。

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