子育て情報『ギフテッド教育とは? 「優秀な子ども」と「ギフテッド」の特徴の違い8つ』

ギフテッド教育とは? 「優秀な子ども」と「ギフテッド」の特徴の違い8つ

ギフテッド教育とは?「優秀な子ども」と「ギフテッド」の特徴の違い8つ

「ギフテッド教育」をご存じですか?日本ではあまり馴染みのない言葉かもしれません。アメリカなどでは、アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)やビル・ゲイツ氏(マイクロソフト共同創業者)、マーク・ザッカーバーグ氏(メタ・プラットフォームズ創業者)などが「ギフテッド」だと言われています。

彼らはいわゆる “天才” と呼ばれる人たちですよね。そんな彼らのような「特別な才能をもつ子どもたち」をサポートするための教育がギフテッド教育です。ギフテッド(Gifted)とは、贈り物を意味するギフト(Gift)が語源となっています。ギフテッドの才能は生まれもった資質なので、先取り教育などで普通の子どもがギフテッドに成長することはありません。

今回は、ギフテッド教育について詳しく見ていきましょう。【最終更新日:2022年3月4日】

  • ギフテッドの特徴とは?日本にもギフテッド教育はある!
  • IQ130以上なら、ギフテッド教育を受けられる?
  • ギフテッド教育とは?アメリカはギフテッド教育先進国
  • 早期教育とギフテッド教育はまったくの別物
  • 日本のギフテッド教育
  • 1. ギフテッドの特徴とは?日本にもギフテッド教育はある!

    2017年から日本でいち早くギフテッド教育に取り組んでいる東京都渋谷区は、ギフテッドについて「全般的または特定の分野で高い能力を発揮する子ども」と定義づけています。


    ギフテッド教育の研究が進んでいるアメリカの連邦政府は、「知性、創造性、芸術性、リーダーシップ、または特定の学問分野で高い達成能力をもつため、その能力をフルに開発させるために通常の学校教育以上のサービスや活動を必要とする子どもたち」とギフテッドを説明しています。

    では、ギフテッドの子どもには、具体的にどんな特徴があるのでしょう?アメリカで最も知名度の高いギフテッド教育推進団体である、全米小児ギフティッド協会(National Association for Gifted Children:NAGC)が紹介する、ギフテッドの特徴を見てみましょう。アメリカでギフテッド教育を先導するスタンフォード大学の哲学博士で、スタンフォード大学オンラインハイスクール校長の星友啓氏が、以下の点を取り上げています。
    • 物わかりが早い、物覚えが良い。
    • 通常以上の語彙力と複雑な文章構成ができる。
    • 特にパズルやかずあそびを好む。
    • 非常にものごとに敏感である。
    • 物事に深く、強烈な感情を覚えたり、激しく反応したりする。
    • 早い時期から社会の不平等や、政治問題に関心がある。
    • 自分の考えに耽りやすい。空想家。
    • 直接聞くのではなく、探りを入れるような質問ができる。
    • 試しにやってみたり、違うやり方でやることに興味がある。
    • 特徴的なユーモアがある。
    • ゲームや複雑な図式で、人や物をオーガナイズしたがる。
    (引用元:スタンフォードオンラインハイスクール校長 星友啓Official Web Site|天才児はどのような教育を受けるのか?「ギフテッド教育」

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