結局、子育てコストっていくらかかるの? 0歳〜大学まで教育費シミュレーター
習い事の組み合わせパターンと年間費用習い事の組み合わせパターンと年間費用【パターン1】基本的な3教科の場合
- 学習塾 + 水泳教室 + ピアノ教室
- 年間費用:34万4,000円
【パターン2】フル活動の場合
- 学習塾 + 水泳教室 + ピアノ教室 + 英会話教室 + 体操教室
- 年間費用:51万2,000円
【Point】
- 月謝だけでも年間34万〜51万円程度
- 6年間継続すると200万〜300万円以上に
- 学年が上がると月謝も上がるケースが多い
- 進学塾の場合、中学受験時期は費用が倍増も
「えっ、習い事だけでマイカー1台分!?」と驚かれた方もいるかもしれません。じつは、こうした習い事費用は、世帯年収の5〜10%を占めることも珍しくないのです。
わが子の習い事、実際のところどのくらいかかっているのでしょうか?いまの月謝に、教材費や行事費用なども加えて計算してみましょう。前述の学費と合わせると、思った以上の金額になるかもしれません。
教育費2,000万円の準備、どうする?専門家おすすめの方法を紹介
「シミュレーターで確認したら2,000万円近く……こんな大きな金額、どうやって準備すればいいの?」
教育費の準備に悩むのは当然です。ただ、いくつかの方法を賢く組み合わせることで、より確実な資金準備が可能になります。ここでは、それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介します。
教育費の準備方法を比較
学資保険仕組み
親が契約者、子どもが被保険者となる生命保険。
毎月定額を積み立てる形で教育資金を準備します。
メリット
- 強制的に積み立てられるため、貯蓄が苦手な人でも継続しやすい
- 親が万一の場合、以降の保険料支払いが免除される
- 満期時期を子どもの入学時期に合わせやすい
デメリット
- 途中解約時の解約返戻金は払込保険料を下回る
- 資金の運用利回りは一般的に低め
定期預金仕組み
一定期間、銀行に資金を預け入れる最もオーソドックスな方法です。
メリット
- 元本が保証されているため安全
- 必要に応じて解約も可能
- 預金保険制度の対象
デメリット
- 金利が極めて低く、ほとんど増えない
- インフレに対する備えがない
一般財形貯蓄仕組み
給与から天引きで積み立てる従業員向けの制度です。
メリット
- 給与天引きで確実に貯められる
- 預金金利より有利な金利が適用されることも
デメリット
- 会社員以外は利用できない
- 一般財形は非課税にならない
積立投資(新NISAつみたて投資枠)