子育て情報『食べ物の好き嫌いがあったっていい『麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること』Vol.6』

2021年3月25日 20:00

食べ物の好き嫌いがあったっていい『麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること』Vol.6

「嫌いなものも食べなさい」と強要するのは、あまり意味がない

目次

・「嫌いなものも食べなさい」と強要するのは、あまり意味がない
・楽しく食事をするほうが、ずっと意味がある
・まとめ
・書籍『麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること』について
1001955732


みなさんは給食にどんなイメージがありますか?
何より楽しみだったという人もいれば、「残さず食べる」ことを強要され、嫌いなものを無理にでも食べなくてはならず、苦痛だった記憶があるという人もいるかもしれません。今でも、「好き嫌いをしない」「残さず食べる」ということを重要視している親御さんは多いと感じます。

私の育った家庭でも、通っていた学校でも、そういうことはありました。
私の実家では、料理は一人ひとりの皿に取り分けられて出てきたため、すべてを食べきらないと食事が終わりません。私がとくに苦手だったのはニラのお浸し。それが出てくると、「ああ……今日も長くなりそうだ」と絶望したものです。

「好き嫌いをせずに」「残さず食べる」といったことを子どもに徹底したいという方は、なぜ、そのようにしたいのでしょうか。日本にも貧しかった時代があって、その時代のことを大事にしてほしいという思いなのか、マナーなのか……。個人によって思いは異なるでしょうが、その目的をはっきりさせることが大事だと思います。

1059563090


残さないことを大事にしたいのなら、嫌いなものを出さなければいいでしょうし、栄養面を心配しているのであれば、嫌いなもの以外で補うこともできるでしょう。
わざわざ口にあわない料理を出して残さず食べることを強要することに、あまり意味はないのではないかと思います(あくまでも個人的な考えです)。

口にあわないというのは程度の差でしかありません。世界にはヘビや虫を食べる地域がありますが、突然その料理を出されたら抵抗を感じる人は多いはずです。
反対に日本人は納豆好きが多いですが、世界規模で考えれば食べられない外国人のほうが多いでしょう。たかだかそれだけの感性の違いです。
そして食文化は、育ってきた環境によって大きく左右されることがあります。
結婚当初、私の妻は納豆を食べませんでしたが、それは単に彼女が納豆を食べない家庭で育ったからです。私が食べるので一緒に食べるようになり、「こんなにおいしかったんだ」と話していました。
成長とともに味覚が変われば、食べられるものも増えてくるでしょう。

楽しく食事をするほうが、ずっと意味がある

117984554


私にとっては「残さず食べる」ことはそれほど大事なことではなかったので、息子たちにそのようなことを伝えたことはありません。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.