無理のない姿勢をキープ!ベッド型チャイルドシート
ベッド型チャイルドシートは、その名のとおりベッドのように赤ちゃんを寝かせた状態で乗せることができるチャイルドシート。首座り前など座る姿勢が安定しない月齢の赤ちゃんでも、無理のない姿勢を保つことができます。
現在国内でベッド型を販売しているのはアップリカとコンビの2社。アップリカ製は正面に対し横向きに設置する商品が多く、コンビ製は後ろ向きに設置します。選択肢は限られますが、こちらの2社から販売されている商品は安全性が確認されており、安心して選ぶことができます。
ベッド型チャイルドシートのメリット・デメリット
ベッド型チャイルドシートにはメリットもデメリットもあります。双方を把握したうえで、いす型とどちらにするか検討しましょう。
ベッド型チャイルドシートのメリットは、やはり赤ちゃんの姿勢のラクさにあります。特に首座り前の赤ちゃんは、無理にいす型のシートに座らせるよりも呼吸がしやすく安心感があります。
一方で、ベッド型は赤ちゃんが成長すると寝た体勢をかえって嫌がるようになり、ベッド型としての機能が長く使えないというデメリットも。そんな場合でも買い替える必要がないよう、いす型と両用できるチャイルドシートも販売されています。
ベッド型チャイルドシートの選び方
チャイルドシートはそれなりに値段も高く、大きな買い物になります。購入後「別の商品にすればよかった」なんて後悔することのないよう、ベッド型チャイルドシートの選び方を押さえておきましょう。
車と適合する商品かどうかをチェック
ベッド型のチャイルドシートはサイズが大きいものが多く、車によっては設置するためのベルトの長さが足りず設置できない可能性もあります。購入商品が普段使用する車に適合したものかどうかは必ず確認しましょう。
ベッド型の設置向きで選ぶ
前述したように、アップリカ製のベッド型チャイルドシートは正面に対し横向きで設置するのに対し、コンビ製のベッド型チャイルドシートは正面に対し後ろ向きで設置します。
横向きは横幅をとるので大きめの車に、後ろ向きは横向きに比べると横幅をとらずコンパクトなので軽自動車など小さめの車に適しています。
回転機能ありかなしか
いす型のチャイルドシート同様、ベッド型にも360°回転させられる商品があります。回転式はドア方向にシートの向きを変えることができ、赤ちゃんを乗せたり降ろしたりしやすいのがメリット。
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