子育て情報『【医師監修】喘息? 肺炎? 幼児の咳をしているときの受診目安とホームケア5つ』

2020年3月29日 17:42

【医師監修】喘息? 肺炎? 幼児の咳をしているときの受診目安とホームケア5つ

犬が吠えるようにケン、ケンと聞こえる咳……犬吠様咳嗽

犬が吠えるよう、動物の鳴き声のようといわれる「ケン、ケン」という咳は、犬吠様咳嗽(けんばいようがいそう)というものです。この咳は、クループ症候群という病気の時によくみられます。

クループ症候群は喉の奥が炎症で腫れる病気の総称で、ウイルス感染による喉頭気管気管支炎、喉頭蓋炎、アレルギーによる浮腫、異物や腫瘍による閉塞などによって起こります。

症状は犬吠様咳嗽に加え、吸気性喘鳴(きゅうきせいぜんめい。息を吸うときにキューキューといった大きな呼吸音が聞こえる)、嗄声(させい。声がかれること)、呼吸困難などが起こります。

軽い場合は水分補給や空気の加湿で改善することがありますが、急激に悪化することがあるので、この咳が出たら速やかに受診しましょう。

咳がひどいとき、受診するかどうかの目安

多くは風邪の症状でほとんどは1、2週間で良くなるといっても、やはり咳がひどいときはすぐ受診するべきか迷ってしまいますね。受診の目安を知って、適切なタイミングで診療を受けましょう。

時間外でもすぐに受診

咳がひどいとき心配なのは、呼吸困難(呼吸が苦しい状態)になることです。下記の様子が見られたら、夜間や休日でもすぐに受診しましょう[*2]。

・顔色が悪い
・近くにいてゼーゼーと音がするのが聞こえる
・肩を上下させて呼吸している(肩呼吸)
・鼻の穴が息を吸うたびに広がりピクピクしている(鼻翼呼吸)
・鎖骨の上や肋骨の下がくぼんでいる(陥没呼吸)
・咳がひどくて嘔吐してしまい、食事がとれない
・咳で眠れない

診療時間内に受診

咳が多いけれど、水分や食事がとれているとき、横になって眠れるようなときは、診療時間内に小児科を受診しましょう。また、特に生活に支障がないように見えても、咳が長引いているときは受診してください。︎

しばらく様子を見ても大丈夫なとき

乾いた咳が出ているが、発熱などほかの症状がなく、機嫌よく過ごせているのであれば、自宅で様子を見てもいいでしょう。悪化したとき、長引くときは受診を検討しましょう。

咳で辛そうな幼児に家庭でできる5つの対策

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咳が出て辛そうにしているとき、家でできる対策を紹介します。

1.部屋を加湿する

室内が乾燥していると咳が出やすくなるので、加湿器で加湿をしましょう。湿度は50〜60%にします。

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