子育て情報『【医師監修】言葉が遅いと感じたら? 考えられる要因と発達に役立つ遊びのコツ』

2019年12月31日 18:51

【医師監修】言葉が遅いと感じたら? 考えられる要因と発達に役立つ遊びのコツ

目次

・そもそも言葉を話し出すのっていつから?
・単語は1歳半ぐらいまでに発することが多い
・言葉が遅れる理由ってあるの?
・言葉が話せるようになるにはさまざまな発達が必要
・正常発達で言葉だけ遅れる場合もある
・親子で楽しく遊んで&話しかけてあげよう
・言葉の発達に役立つ遊びややりとり
・こんな時は専門家に相談を
・まとめ
【医師監修】言葉が遅いと感じたら? 考えられる要因と発達に役立つ遊びのコツ
この記事の監修ドクター 大越陽一先生
杏林大学医学部卒業、杏林大学医学部小児科学教室任期助教、埼玉県立小児医療センター循環器科医長を経て現在アルテミスウイメンズホスピタル小児科勤務。小児科専門医

そもそも言葉を話し出すのっていつから?

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意味のない言葉から意味のある言葉へ、そして、二語文を話せるようになるのはいつごろでしょうか。また、言葉の発達において、個人差はどの程度あるのかについても知っておきましょう。

単語は1歳半ぐらいまでに発することが多い

厚生労働省が行った、平成22年乳幼児身体発育調査での「一般調査による幼児の言語機能通過率」を見ると、10%の赤ちゃんは生後9~10カ月の間に「まんま」「ワンワン」などの単語を言うようになっていました。

さらに50%の赤ちゃんが単語を言うようになったのは1歳~1歳1ヶ月ごろで、その後、90%以上の赤ちゃんは1歳6ヶ月ごろまでに単語を発するようになっていました[*1]。このように言葉の発達は個人差が大きいのが特徴です。

0歳代の赤ちゃんは「アー、ウー」「マンマンマン」「ダダダ」など意味のないおしゃべりをしますが、1歳ごろになると大人の口まねをするようになり、1歳半ごろに意味のある言葉を言うようになります。1歳半をすぎると言葉の理解が飛躍的に進み、2歳をすぎると多くの子が二語文を話すようになります。

言葉が遅れる理由ってあるの?

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「なかなかしゃべらなかった子が急にしゃべり出す」のはよくあること。言葉がゆっくりな子にはどんな事情があるのでしょうか。

言葉が話せるようになるにはさまざまな発達が必要

言葉の発達は複雑で、聴力、口腔機能、知能、周囲に関心を持っているか、運動発達など、心と体のさまざまな機能が関係しています。このうちどれかの発達がゆっくりであったり妨げられている場合、言葉も遅くなります。

特に耳の聴こえ・知能・周囲への関心の有無は言葉の遅れに大きく影響するとされています。一方で、テレビをたくさん見せてしまったなど、育て方が直接の原因となることは考えにくいと言われています[*2]。

正常発達で言葉だけ遅れる場合もある

しかし、こうした発語にかかわる機能や発達が正常な場合でも、言葉の遅れだけがみられる場合もあります。このように「聴力・口腔の機能に問題はなく、言葉は理解しているけれど、表に出すのが遅い」タイプは男の子に多く、こうした子は2歳を過ぎたころに急に話し始めることが多いとされています[*3]。

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