子育て情報『【医師監修】妊娠初期のインフルエンザは胎児に影響する?予防方法は?』

【医師監修】妊娠初期のインフルエンザは胎児に影響する?予防方法は?

ただし、切迫流産・早産の兆候がみられるときや破水しているとき、陣痛がきているときなど、産科の問題を抱えている場合は、重症でない限りはかかりつけの産婦人科が対応してくれます。他人への感染を極力防ぐため、受診の前には電話をし、不織布のマスクをして受診しましょう。受診の際には母子手帳も忘れずに。

妊婦でもインフルエンザの薬は飲める?

インフルエンザであった場合、症状が出てから48時間以内に抗インフルエンザ薬(リレンザ®やタミフル®)を 服用し始めると、重症化防止に最も効果があることがわかっています[*1]。また、これらの抗インフルエンザ薬が胎児に悪影響を及ぼす可能性も低いことがわかっています。

薬が「完全に安全」というわけではありません。しかし、インフルエンザに感染した場合には、薬を飲んだ方が有利ということです。2009年の “新型” インフルエンザの際、日本では死亡する妊婦がいなかったのは、多くの妊婦が抗インフルエンザ薬を内服したことも有利に働いた可能性があると考えられています。

妊娠中にインフルエンザ患者と一緒にいた場合はどうする?

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インフルエンザ患者の近くに座ったり、行動を共にしたりすると「濃厚接触」をしたとみなされ、インフルエンザ感染リスクが高くなります。その場合はなるべく早く医療機関に相談しましょう。

妊婦への抗インフルエンザ薬の予防投与

インフルエンザ患者と濃厚接触した場合のリレンザ®やタミフル®の予防目的での投与は、70~90%の予防効果があることがわかっています[*1]。

なお、薬剤抵抗性ウイルス出現の可能性を考慮し、通常はこのような予防目的の服用はすすめられていないのですが、妊婦の場合は重症化を防ぐ意味で予防目的の服用がすすめられています。ただし、予防のための服用は治療時と用法・用量が異なり、発症を予防できるのも服用している期間だけ(イナビルの場合は10日間)となりますので、医師・薬剤師の説明をよく聞いて使用しましょう。また、予防効果は 100%ではないので、もしこれらの薬を予防目的で服用している間に発熱したら、すぐに医療機関に相談して受診することをおすすめします。

まとめ

妊娠中にインフルエンザになると、入院したり、命に関わったりと、普段よりも重症化しやすくなります。場合によっては胎児に影響が出る可能性もあるので注意が必要です。もし、妊娠期間とインフルエンザが流行る時期が重なるようなら、流行前に予防接種を受けておきましょう。

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