子育て情報『【医師監修】男性で不妊症になりやすいのはどんな人? そのリスク因子と普段気を付けたいこと』

【医師監修】男性で不妊症になりやすいのはどんな人? そのリスク因子と普段気を付けたいこと

目次

・男性不妊とは
・男性不妊は珍しくない
・男性不妊にはどうしてなるの?
・男性不妊のリスク因子
・生まれつきや小さいころの病気など
・大人になってからかかった病気やケガなど
・男性不妊の検査方法
・(1)精液検査
・(2)泌尿器科的検査
・予防できる男性不妊リスク
・まとめ
【医師監修】男性で不妊症になりやすいのはどんな人? そのリスク因子と普段気を付けたいこと
この記事の監修ドクター 産婦人科専門医齊藤英和先生
梅ヶ丘産婦人科勤務、国立成育医療研究センター臨床研究員、神戸元町夢クリニック顧問、浅田レディースクリニック顧問、近畿大学先端技術総合研究所客員教授、1 more baby 応援団理事、ウイメンズヘルスリテラシー協会理事。山形大学医学部卒業後、同大学、国立成育医療研究センターを経て現職。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本生殖医学会生殖専門医、医学博士

男性不妊とは

1095593790


不妊症のうち、男性側に明らかな原因があることを「男性不妊」と呼んでいます。まずは男性不妊の主な原因やリスクなどを知っておきましょう。

男性不妊は珍しくない

最初にお伝えしておきたいのですが、そもそも男性不妊は珍しいことではありません。不妊の原因が男女どちらにあるかについてはWHOが発表した有名なデータがあり、それによると下記のグラフのような割合であるとされています。

【医師監修】男性で不妊症になりやすいのはどんな人? そのリスク因子と普段気を付けたいこと


図:不妊原因の割合[*1]より作成

このうち、原因に男性が関わっているのは「男性のみ」と「夫婦両方」で、その数字を合計すると48%、約半数となります。つまり不妊症に悩む夫婦の、ほぼ2組に1組は男性側にも原因があるということ。男性不妊は決して珍しいものではないことが、わかると思います。

男性不妊にはどうしてなるの?

男性不妊になる原因は人によってさまざまです。したがって「これが原因」と一概に言うことはできませんが、大まかに以下のように分類することができます。

・精子を作る機能に問題がある(造精機能障害)
・精子の通り道に問題がある(精路通過障害)
・精巣上体、前立腺、精嚢(せいのう)といった臓器の機能に問題がある(副性器障害)
・ED(勃起不全)があるなど性行為ができない(性機能障害)

このうち原因として最も多いのは、精子を作る機能に問題がある「造精機能障害」で、2016年に公表された厚生労働省による調査では、男性不妊の原因のうち、82.4%を占めていたと報告されました。ほか、性機能障害13.5%、精路通過障害3.9%、その他0.2%であったとしています[*2]。

男性不妊のリスク因子

先ほど紹介したような男性不妊の原因は、遺伝や生まれもっての体質などが関わる先天性のものと、生活習慣などがリスクになって引き起こされる後天性のものとに分けられます。

具体的にどんなことが関わってくるのかを知っておきましょう。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.